余計な一言を言いたくなる（言ってしまう）躁のきざし【双極症】

　双極症のことを勉強してきた今、「余計な一言」を言いそうになると、「言っちゃダメよ」と止めてくれる自分の中の自分がいます。その声に感謝します。

　とても悲しい時、疲れている時、話が止まらなくなってきたとき。
　なぜかウケをねらったり、相手よりパワフルなことを言いたかったり、日頃思ってることを繰り返し話したりして「余計な一言」って出ます。
　出る時を見定めることは難しいと思っています。
　鬱だったら、その言葉を言うなんて考えないんですよね。躁気味だから「余計な一言」が出そうになるんじゃないかと思います。だからこれはサインの1つだなと思うようにしています。
　
　そのうち「言わなくて大丈夫な自分」にきっとなります。私もなりました（まだまだですが）。

　先日は５回くらい「余計な一言」を言いそうになりました。
　まず、その日はたくさん話して帰ってきた日でした（これだけで大分興奮しているはず）。「今日疲れてる」という実感がありました。
　そして「ウケをねらう必要なんて何もない」と前回のカウンセリングで思ったこと、「誰かと話すとき、興奮しないとラクだ」と思ったことがありました（「話が盛り上がる」とよくいいますが、あの状態は双極症の私にはちょっとダメです、後から気分を下げるのが大変で）。
　
　そして「余計な一言」は言わないでいられました。
　きざしに気づけば、大丈夫です。