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元の仕事に戻ることがいいとも限らない(双極症)(復職)(奨学金返還)

 私は元の仕事の専門の勉強をしていました。できれば仕事で自己実現したいと思っていました。
 ただ「適性」は、あまり考えてはいなかったと思います。元の仕事は、勤務時間も長く、体力勝負。私はあまり体力はありません。対人の仕事であることも自分に良いのか、よく考えてはいませんでした。

 それでもその仕事に就いたのは「奨学金免除」のため、でもありました。「一定の期間働けば大学の奨学金が免除になる」という制度があったのです。実家からお金を出してもらえなかった私は、これを選ばないではいられなかったのです。 


 元の仕事を退職した直後は、その非常勤の仕事に戻りたかったです。その時の記録は以下のような感じです。
 週1~2回の非常勤で数年、年間で数10日の非常勤で1年間勤務(非常に不定期な出勤で、鬱がひどくなった)、フルタイム非常勤数か月勤務(短期間で躁転し、辞めざるを得なくなった)
 結果、職場と家族に迷惑をかけてしまいました。
 自分のプライドも自信も、それまで試行錯誤してきたこともなくなってしまうような結果になりました。 

 その後は、「元の仕事に近い職業に就けば(専門も生かせるし)いいんじゃないだろうか?」と考えました。
 結論として、それはよくなかったです。いくつか行ってみましたが、「似ている仕事と思われがちだけれど、決定的に違う仕事である」ということが分かりました。
 働く時間帯が違う(夜間が多い)、個人経営のところが多く、変な決まりがあるところもある、それに考え方が根本的に違う
ということになじめまず、挫折感が残りました。


 私の元の仕事は、一度辞めてしまうと病をかかえて再就職は難しいと思われます。「うつ病」のように、完治のある病気だったら可能かもしれませんが、「双極症」で再就職できるかは分かりません。

 復職するとしたら、「夢」や「自己実現」よりも、
「体力が十分あるかどうか、対人刺激の強い環境に耐えられるか、長時間勤務で休みが少なくても大丈夫か、寒くて暑い環境であることを知っておく」
という現実的な知識が大事だと思います。


◇仕事記事を再掲している理由
 それは、双極はたらくラボさんで、3/20にフェスを予定しておられるとのこと、

 イベント内でお話しいただける人を募集していらっしゃるとお聞きしたからです。私は、行くには遠すぎるので、noteにて何かしら同じことをこの期間やろうと思ったのです。

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