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「葬式躁病」について(双極性障害)
「今は気をつけて準備して出かけていても、心の準備なしに出かけなければいけないときも来るでしょう。そのときわーっと躁になってしまうものが葬式躁病です」
と先日医師から聞いたので調べてみました。
すでにそういう人は身近で見ていたので、どちらかというとトラウマでした。
実家の家族が葬式の時に「躁」になりました。参列者に命令し始めたり、笑ったり、お金を使ったり・・・見ていて怖かったです(本人は覚えていないかもしれないですが)。
非常事態に直面し、迫り来る恐怖や不安に向き合うのを避けるための反動、これを精神医学の用語では「葬式躁病」と言います。
身内や親しい人が亡くなったとき、お葬式のときにテンションが異様に高くなってしまっている人を見かけます。大きなショックを受け入れたくないため、高揚することで恐怖や不安や悲しみに直面することを避けるという、人間の防衛反応の一つです。
こうした高揚感は防衛反応だということを認識しておかないで、本当に元気だと思ってしまうと、あとでしっぺ返しが来ます。
大きな出来事があったからといって
人は急に変わらない
香山リカ:精神科医、立教大学現代心理学部教授
私も、自分を振り返れるだろうか、と思います。
不意の訃報、それは大きく心を揺さぶります。私は20代のころから訃報にはとても影響を受ける人でした。もちろん有名人が亡くなってもです。
「悲しくない」のはおかしいと思うので、どう自分を慰めて守っていけるか、たくさんの人が集まる場が自分にとって良くないとしたら、そこに行かないという選択もやむを得ないのではないかと思っています。
あと、訃報にすごく反応して触れ回る人もいますよね。そういう人から影響を受けないよう、そっと距離を取ることも考えたいです。
少しずつ出てみることを推奨されたのですが、自信はないので…。