〈年末年始〉話が弾む人と会う時には気をつける(双極症)
話が弾む人は楽しいです。
ですが、「やっぱり気をつけないと」と最近強く思っています。話し終わったときに気分が急上昇しているときがあるからです。それに楽しく盛り上がって話すと、意外に疲れます。
先日スーパーのレジ待ちの列で、私のすぐ前の女性に声をかけた人がいました。「〇〇ちゃん!久しぶり~、元気だった?」
声をかけられた女性は、何も言わずに何度もお辞儀するばかり。
こんなに低エネルギーでスルーする方法があるんだ、と初めて思いました。私だったら「キャー、お久しぶりです~!お買い物ですかぁ?」って手を振りながら応えるからです。
双極の人が、なぜそっけなく切り抜けられないのかと言うと、双極の人は以下のような気質があるからだと言います。
社交的 他者と同調して生きようとする 親切で暖かみのある
理解は敏速 ユーモアに富んだ性格 善良
これは最近知った「循環気質」というものです。しかし、これ故に「躁」になりやすいようです。
この気質で、その場を和ませ、話を面白くさせ、場を盛り上げる…。そしてうっかりすると、いつもは分かっていた感情の限界が見えなくなり、塞いでいた気持ちはふっと楽になり、躁の入り口にいたりするのではないかと思うのです
今一度このことを覚えておきたいと思いました。
年末年始は、対面で人に会う機会が多いと思われます。久しぶりの懐かしい人々との再会は楽しみです。そんな楽しい機会を別にゼロにする必要はありません。楽しい、をゆったりと味わいましょう。
そして、気分の上昇には気をつけつつ、自分の心の観察をしてみるといいかもしれないと思います。
(再掲記事)