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「快楽消失」「無快楽症」ってなんだろう

 最近、「快楽失調」(あるいは「快楽喪失」=アンヘドニア)という言葉を知り、調べてみました。

本来、心地よいと感じていた活動、快楽の対象から快感や喜びを得られなくなった状態をanhedonia(アンヘドニア)(快感消失、無快楽症)ということがあります。

もりさわメンタルクリニックHPより

アンヘドニアは(略)抑うつそのものとは異なる症状の一つとして認識し、病態を捉える上での参考にしたいと思いました。

同上

本来であるならば、喜びや快楽を感じることができるはずの行為から、そういう感情を喚起されなくなる状態を指す。
 非特異的症状であり、精神疾患では主として内因性気分障害と慢性期統合失調症で用いられる(略)。内因性うつ病の回復過程に関する笠原の有名な階段状シェーマによれば、諸症状は
「イライラ」(より良くない)↓
不安
ゆううつ
「手がつかない」
「根気がない」
「興味がない」
「喜びがない」←アンドヘニア
「生きがいがない」(より良い)↓
の順で回復してゆくとされる。アンヘドニアは「喜びがない」あたりに相当するから、内因性うつ病では比較的回復に時間がかかる症状であると言える。

精神科用語シソーラスより

 まだまだ勉強中です。

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