
第67回グラミー賞ノミネート発表!主要4部門の受賞者を予想
今年もこの時期がやって来ました。
グラミー賞ノミネート発表。
主要4部門のノミネーションをチェックしつつ、各部門の受賞者を予想してみたいと思います。
まずはノミネーションをチェック
最優秀レコード賞
優れた楽曲のレコーディングに贈られる賞。
今年のノミネートは下記の8曲。
The Beatles – Now and Then
Beyoncé – TEXAS HOLD ‘EM
Sabrina Carpenter – Espresso
Charli xcx – 360
Billie Eilish – BIRDS OF A FEATHER
Kendrick Lamar – Not Like Us
Chappell Roan – Good Luck, Babe!
Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight
最優秀アルバム賞
優れたアルバムに贈られる賞。
今年のノミネートは下記の8作品。
André 3000 – New Blue Sun
Beyoncé – COWBOY CARTER
Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet
Charli xcx – BRAT
Jacob Collier – Djesse Vol. 4
Billie Eilish – HIT ME HARD AND SOFT
Chappell Roan – Chappell Roan The Rise And Fall Of A Midwest Princess
Taylor Swift – THE TORTURED POETS DEPARTMENT
最優秀楽曲賞
優れた楽曲の作者に贈られる賞。
ノミネートは下記の8曲。
Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)
Billie Eilish – BIRDS OF A FEATHER
Lady Gaga & Bruno Mars – Die With A Smile
Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight
Chappell Roan – Good Luck, Babe!
Kendrick Lamar – Not Like Us
Sabrina Carpenter – Please Please Please
Beyoncé – TEXAS HOLD ‘EM
最優秀新人賞
優れた新人に贈られる賞。
ノミネートは下記の8組。
Benson Boone
Sabrina Carpenter
Doechii
Khruangbin
Raye
Chappell Roan
Shaboozey
Teddy Swims
個人的な見解を交えつつ予想してみる
ノミネートをざっと見て目立つのは、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュの3組に加え、4部門全てにノミネートされているサブリナ・カーペンターとチャペル・ローンの計5組。
順当に考えればこの5組が今年の主役になる…と考えられますが、おそらくそうはならないでしょう。
上述の5組のうち、カントリーアルバムを発表したビヨンセ以外は全員ポップカテゴリーに分類されています。
今年のポップ部門はおそらくテイラーとビリーの一騎打ち。
敗れた側は多数ノミネートされながら無冠に終わっても不思議ではありません。
今回ノミネートされている作品で見ると、個人的な見解としては革新的なポップの地平を提示ビリー・アイリッシュがやや優勢かと思います。
ビリー・アイリッシュの新作については以前の記事でも取り上げているので、こちらも併せてお読みいただけると嬉しいです。
新人賞については、事実上サブリナ・カーペンターとチャペル・ローンの一騎打ち状態。
この部門は例年目だった新人が順当に受賞するパターンが多いので、総合的なヒット度で見ればサブリナに軍配が上がると考えられます。
レコード賞はビートルズに注目。
昨年末にリリースされた最後の新曲”Now and Then”がノミネートされており、個人的にはこの楽曲の受賞を推したいです。
他の部門へのノミネーションが無いのでサプライズノミネート感は否めませんが、生前のジョンの声が40年の時を超えて蘇ったこの楽曲こそレコード賞に相応しいと思います。
ただ順当に考えるとビヨンセが取りそうな気もします…。
アルバム賞は大本命ビヨンセを予想します。
渾身のカントリーアルバム「COWBOY CARTER」で悲願のアルバム賞初受賞へ。
保守層にもわかりやすい曲調ではあるものの、黒人としての権利の主張なども絡みつつ、80分の重く深い超大作に仕上がっています。
もうこれで取れなかったらグラミーは諦めた方が良いだろうと思えるほど強く推しています。
楽曲賞が一番難しいのですが、ここはビリー・アイリッシュで予想。
今年のポップ2大候補ビリーとテイラーはどちらもグラミーのお気に入りアーティストなので迷いどころですが、やはりビリー優勢という直感に従って、ここはビリーを推します。
予想まとめ
ということで、今年の主要4部門受賞者予想は下記のとおりです。
レコード賞: The Beatles – Now and Then
アルバム賞: Beyoncé – COWBOY CARTER
楽曲賞: Billie Eilish – BIRDS OF A FEATHER
新人賞: Sabrina Carpenter
授賞式は日本時間2025年2月3日です。
当たってたら褒めてください。