【一部有料記事・教育】処女喪失日からピル服用した私の「ピル経験談」
ピル歴8年のゆとり世代女です。
新型コロナウイルスに関する特例措置で処方薬はもちろん、低用量ピルやアフターピルのオンライン診療と処方もいよいよ本格始動し始めたというニュースをみました。早く現実になることを祈っています。
<新型コロナ>初診オンライン、来週から 処方薬、配送で受け取りhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041102000180.html
今回は「ピル」に関する私の経験談を記事にしてみました。この経験が私のライフスタイルにも大きく影響を与えているので、備忘録的なものでもあります。
彼氏が、セフレが、友達が、夫が、パートナーが避妊してくれないと困り果てる全ての女性たちへ
生理が遅れる度に不安で避妊検査薬を買いに走る女性たちへ
誰も教えてくれないsexや避妊への不安を抱える処女たちへ
本当はピルのことを知らない男性にこそ読んで欲しい。
緊急避妊薬オンライン処方「ただし性犯罪被害者に限る」は性被害者を救わない https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20190604-00128608/
この記事を読んだ時、当事者ではない人たちの身勝手でネガティブな意見にすごく悲しくなりました。
ピルについての話題って、例え友達であっても、女性同士であってもなかなか話しにくい話題ではないでしょうか?
私自身も、悩んでいる友達から「突然ごめん、不快にさせたらごめん」と何度か聞かれたことがあります。泣きながら相談してくれた友達もいました。 でも実際それだけ、身近で重要な話題なんです。
医師や病院から学んだこと。自分で経験した現実をここに書くことで、少しでも悩んだり苦しむ方の力になれたら、本当に嬉しいです。
ピルは日々の生活・性活をもっとポジティブにしてくれるアイテムだと私は実感しています。本当に身近な存在です。美容のために、健康のためにビタミン剤を飲む方は多いですよね?自分の身体をコントロールするために、薬を摂取しますよね?
ピルも同じです。恥ずかしいこと・いけないことではありません。
でも副作用や知っておかなければいけないリスクがあるのも事実です。
自分で判断し、自分で自分の身体と健康をコントロールするために実に効果的な選択。それが「ピル」だと思います。
⚠️※ピルの使用を必ずしも推奨するためのものではなく、ポジティブに使用している一例を知っていただけたらと考えています
⚠️※ピルを服用していてたとしても、コンドーム無しのセックスには危険が伴います。性病の危険性(クラミジア罹患率)と検査受けてそれらのクリーンが確定し、 かつ風俗利用しないパートナーとのセックスのときのみが条件でそれ以外は必ずコンドームを必ず着用してください
1. 女性も避妊をコントロールすべきと気づいた処女喪失
この章は私の経験談・事実のお話です。
(具体的な情報は2章以降にまとめたので、経験談を求めない方はスキップを)
Q1.相手が避妊してくれなかったことがありますか?
「はい」と回答した女性が7割という結果になりました。避妊の手段としては、コンドームが一般的ですが、つけたがらない男性がいるのもたしか。 anan総研調べ https://ananweb.jp/night/sex-resarch/59951/
少し前の記事ですがananのあるアンケートでは、約70%の女性がゴムなし男に遭遇してしまったようです。
他にもコンドーム界の重鎮「オカモト」が行った調査でも約30%の男性しか「コンドームを絶対に着ける」と回答しなかったそうです。
私自身も実際に経験があります。男性だけが悪いわけではありませんがね。
私自身の経験を言えば、 (生々しい話なので不快な方は3スクロールくらいしてください)
まだ年端もいかない初体験の時、その時のパートナーがゴムというものの存在をうっかり失念してしまったのです。
元々好奇心旺盛なタイプでしたのでどんなことが待ち受けているかは理解していました。でもいざ、「つけなくても大丈夫なの?」と聞かれた時、????でいっぱいになり
「ハァ!責任転嫁!?さも私が望んだように言ってない?!」
と心の中で叫んでいました。この時点で、テンション-30%。
でも伝えることはできず、そのまま生で続行。
この時テクニックさえあれば、「ゴムつけてあげる♡」とか言って状況を変えることもできたかもしれませんが、あくまでも処女だったのでそんなハイレベルな芸当は到底できませんでした。
(ちなみに、この時のセックス自体は合意の上でしたのでレイプとかだとは思ってないです。成長させてくれた相手の男性にも感謝しています。)
結局、その後やっぱり不安になって親友に泣きながら電話し、自分で調べて婦人科へ。性交後72時間以内に飲まないといけないモーニングアフターピルを処方してもらいました。当時、採血やら初診料やらも入り20,000円近く払ったと思います。1人で産婦人科に行ったのも初めてでした。勉強代です。
そして、この初体験の経験や思い、学んだ知識から
「避妊は男性主体で一任するのではなく、女性自身もコントロールできるのならすべきではないか?」
このように感じるようになりました。
「男性がつけてくれない!」と怒ったり泣いてばかりいてはいけないのではないのかと。
男性が、男性が、と男性へ責任や主導権を押し付けるのではなく、
自分自身の時間・人生・カラダをコントロールする という意味で絶対に女性も「避妊」という行為に参加しなければいけないと思うのです。
もし、仮に月3,000円程度で望まぬ妊娠というリスクを回避でき、不安もなくなる。かつ生理コントロールもできるというメリットがあるならば…本当に人生がポジティブに変わっていくはず。
私自身もその1人でした。そしてこの時から、低容量ピルの服用を始めました。 かれこれ7年以上経ちます。
2. 低容量ピルについての基礎知識💊
私が制服を着て学校に通っている時代は、保健体育の時間に「ピル」なんて一言も教えてくれませんでした。何教えてもらいました?おしべとめしべの話?
高校入学とともにTwitterを始め、そこで流れてくる情報の中でピルという存在を初めて知りました。
それもそのはず。
実は日本は、「低用量ピル後進国」とも言われているそうです。
国連の発行している「避妊法2019(Contraceptive Use by Method 2019)」のデータ によると、日本のピル内服率は2.9%
同じアジア地域で、韓国3.3%、タイ19.6%。欧米地域だと英国26.1%、フランス33.1%、カナダ28.5%、米国13.7%
とかなり日本の内服率が低いことが明らかです。(※全て2019年までのデータ)
ただ、昨今もう散々取り上げられているはずなので、知っている方が増えていると信じておりますが、この章では、簡単にピルについての基礎知識をまとめます。
【低容量ピルってそもそもなんなの?】
[医療法人社団 予防会] 卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンを合成してできた錠剤で、21錠タイプと28錠タイプがありますが、どちらも実薬(成分の入っている錠剤)は21錠です。(中略) 低用量ピルを服用すると、血中の女性ホルモンの量が増え、卵巣が女性ホルモンを出しすぎていると脳が錯覚し、「女性ホルモンが過剰なので、休みなさい!」と指令を出すので、卵巣が働きを抑え始めます。(中略) 排卵しなくなるので避妊の効果があります。低用量ピルをきちんと服用した場合、99.7%の避妊効果があります。その他には、月経不順の改善、過多月経の改善、月経前の不快症状であるPMS(月経前症候群)、その重症型であるPMDD(月経前不快気分障害)の改善、肌荒れの改善、月経痛の緩和などの効果があります。また、子宮体癌、卵巣癌、大腸癌のリスクを下げる効果があることもわかっています。 https://yoboukai.co.jp/article/562
低容量ピルとは簡単にいうと、「女性ホルモンが含まれた錠剤」です。 薬局で市販はされておらず、基本的には病院でもらいます。 また、毎日決まった時間に1つずつ必ず飲み続けることが絶対必要です。
さらにめちゃくちゃ簡単に効果をまとめると、
「女性ホルモンをコントロールして生理症状を緩和、生理を固定・ずらせたり
正しい周期で飲み忘れなく服用すればほぼ99%くらいの避妊効果がある薬で
もしかしたら肌荒れとかも治るかもしれない」
といった内容です。
ちなみに、個人的には体質にあったピルだと「胸が張って、大きくなるような感覚」もありました。
価格は、クリニックや病院だと1シート2,000円〜4,000円くらいが多いようです。クリニックさんによってもなぜか価格が異なります。
価格については、避妊目的だと保険適用外になることが多いそうです(上記価格)。私も避妊目的でもらっているので、保険適用外の価格を払いました。 婦人病や生理不順など、診察を受けてお医者さんから治療のために処方されている場合などは保険適用内になる場合もあるようです。とにかくお医者さんに相談!
高いな!と思ったらクリニックを変えてみるのも手です。
そしてピルの種類もクリニックさんによって異なりますが、いくつかの種類の中から選ぶことが多いです。シートのメーカーや種類によって異なりますが、 現在は21日間飲んで1週間お休みするものと、28日間飲み続けるものが主流のようです。
私は飲み忘れが怖いので、28錠のタイプのファボワール28を長年愛用していました。クリニックで大体1シート2,000円前後で購入していましたね。いろんな種類がある中で、比較的安価な定番低容量ピルになると思います。
このフォボワールは、ニキビや肌荒れに効果もあるといって記載されていることも多く、私も最初それに惹かれて飲み始めました。元々そこまで肌荒れはひどくなかったですが、確かに?ものすごく荒れることはなかったな?と感じたり感じなかったり。
実は、今は違った方法で少し安価なものを手に入れています。
シートの種類によって含まれるホルモンの量や種類が違ったり、飲み方が違うので私も初めの頃は2〜3ヶ月程度続けて飲んだら、他の種類のものに変えてみるなどしてました。最初はお医者さんに素直に相談して、いろいろ教えてもらうのが一番です。
ちなみに、低容量ピルは多くの場合、3つの名前で呼ばれることが多いです。
「低容量ピル」「経口避妊薬」「OC」
厳密にいうとそれぞれ全く同じとは言えないようですが、この3つの呼び方は自然と覚えました。
3. 避妊に失敗したらとにかくすぐ飲むピル💊
ピルといっても、低容量ピル とは別にもう一つ重要なものがあります。
それが「モーニングアフターピル」「緊急避妊薬」です。
こんな風に一錠だけ、ドーン!と配置されたお薬そうそう見ることはないですよね。でも、私も3回ほどお世話になってます。
その目的も飲み方も全て、特徴的です。
モーニングアフターピルとは
「運悪く、コンドームが破れてしまった」そんな時、望まない妊娠を避けるために用いる薬です。ホルモン剤を飲むことによって、受精卵の着床を防ぎます。事後避妊薬、緊急避妊薬、Emergency contraception、Plan B、とも呼ばれます。欧米では広く知られている方法です。普段コンドームを使っているならば、いざというときのために手元にストックしておくのも一つの考え方です。しかし、あくまでも“緊急避妊法”であり、最後の手段です。グローバルな観点からは、女性の体に負担のかからない確実な避妊法として低用量ピルが主流です。http://www.klcs.jp/pill/morningafterpill/
その名前の通り、性交渉中に避妊に失敗してしまった、または避妊できなかった場合に避妊の最後の手段として用いる薬です。
低容量ピルは常用することで避妊効果を得られますが、こちらは性交渉後に1回〜2回だけ服用することで受精卵の着床を防ぐというものです。
セックスの前からコツコツ飲み続けるのが低容量ピル
失敗セックスの後にすぐ一回だけ飲むのがモーニングアフターピル
そして、価格について。
こちらも保険適用外になることがほとんどで、1回分(1〜2錠)でなんと…約9,000円〜15,000円ほどの金額でした。た、高すぎる…。
病院に行き、事情や状況を説明して処方してもらいます。特に難しい検査などはありませんでした。処方される薬の種類では「ノルレボ錠」を見かけることが多かったです。現在は少し安いジェネリックのものも登場しているというので、よかったらお医者さんに聞いてみてください。
ちなみに調べてみると、 ピル自体が生まれたのは1960年代後半のアメリカ。そして、日本でモーニングアフターピルの認可が降りて処方されるようになったのは2011年なんだそう…
そんなに新しいものだとは知りませんでした…。
そして、このモーニングアフターピルの特徴として、2つ絶対に知っておかなければいけないことがあります。それは、
⚠️性交渉後72時間以内に服用しなければいけない
⚠️吐き気、嘔吐、頭痛など強い副作用が出る場合がある
この2つです。絶対に知っておかなければいけません。
飲み方について
モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)は、12時間ごとに2回服用します。当院の薬の場合、72時間以内に受診すれば99.9%避妊に成功します。例えば月曜の夜に性交渉があった場合、木曜の夜までに受診すれば十分間に合います。 72時間から120時間以内に服用した場合でも、成功率は99%ほどです。 http://www.klcs.jp/pill/morningafterpill/
副作用について
モーニングアフターピル(緊急避妊ピル)の主な副作用は吐き気、嘔吐、頭痛です。これらは通常24時間以内におさまります。また、実際に嘔吐する確率は1%以下です。 http://www.klcs.jp/pill/morningafterpill/
いい思い出になりそうじゃないセックスがあった時って、現実逃避して頭を冷やしたくなったりするんです。布団に潜って、数日死んだようになるんです。 そんな時ありませんか?
でも!!!!!ダメ乙女待って!それは絶対ダメです!!!!!🙅♀️
生理が遅れてるなぁどうしよう…
まだ学生なのにもし妊娠したらどうしよう…
赤ちゃんは欲しいけど今はそんな余裕ない…
少しの不安が積み重なるともっと大きな不安や苦しみを招いてしまうかもしれません。だから、もし自分が少しでも「このままではいけない」と感じたら モーニングアフターピルを使うのも良いと思うのです。
極端な話、もし望まない妊娠をしてしまったら…
中絶手術の費用は、数万円〜20万円以上になることもあります。 精神的な負担も大きいことでしょう。悲しいですが社会的な責任も負うかもしれません。経済的な負担も決して少なくありません。
ピルを使うという選択。
それは決して愚かな行為でも、恥ずべき選択でもありません。望まない妊娠を避けるというのは、至極真っ当な行動です。冷静に判断して、自分の人生や身体をコントロールして自分自身で守るために必要な選択なのです。自分を守れるのは自分だけです。これはとってもポジティブになれることです。
過去には戻れませんし、変えることもできません。未来もわかりません。
でもそれを、自分で判断して自分のためにコントロールできるもの。
その手段の一つが、これらのピルの役割でもあると思います。
4. できる女ほどピルを飲む? ピルのメリットデメリット
低容量ピル・モーニングアフターピルのメリットは
・きちんと服用すれば避妊率がコンドームよりも高い
・避妊を自分で管理、コントロールできる
・自分で生理をコントロールできる
・望まぬ妊娠のリスクや不安がかなり解消される
・子宮体癌、卵巣癌、大腸癌のリスクが軽減されるかもしれない
・ホルモンバランスが保たれて肌荒れもよくなるかもしれない
・PMS(月経前症候群)、その重症型であるPMDD(月経前不快気分障害)の改善
これらがポジティブな面です。
私自身が一番実感しているのは、
避妊への不安がほとんどなくなった スケジュールに合わせて生理をコントロールできるこの2つです。
仕事やプライベートの都合に合わせて、前後一週間程度なら生理を早めたり遅らせても問題ないと言われています。
大事なデート❤️も重要な仕事📝も…絶対に逃すことはなくなりました。 セックスのチャンスを一度たりとも逃さない!!より感じられるセックスができる!!というのもかなりハッピーな効果ではあるのですが(実際すごく幸せになれています)
仕事に合わせて生理をコントロールできる、というメリットが本当に本当に助かっています。
生理痛もものすごく軽くなったので、生理というもの自体へのストレスもかなり軽減されています。
避妊も、そして生理もコントロールできるというのは本当にプラスになっています。
ただ、もちろん注意すべきデメリットもあります。
⚠️【超重要】血栓症のリスクが高まる
⚠️お金がかかる(毎月2,000~4,000円くらい)
⚠️定期検査が必要な場合もある
⚠️禁煙推奨🚭
⚠️副作用がある場合がある
⚠️他の薬との飲み合わせで飲めない場合もある
⚠️飲み忘れると避妊効果に影響が出ることもある
私が今も一番気を付けているのは「血栓症のリスクが高まる」ということです。
一般的に何も服用していない人に比べ、低用量ピルを服用している人は3倍から6倍血栓が増えるといわれており、亡くなった人の多くが、頭や足にできた血栓が肺に詰まり、呼吸困難を起こしていることがわかっています。ただ、ピルの服用によって血栓症を起こす割合は、1年間に1万人がピルを服用すればそのうち9人、死亡する人に至っては10万人に1人の割合ですので、それほど確率が高いわけではありません。最も血栓を起こしやすいのはピルを飲み始めて1~3ヵ月目までで、それ以降は発症率が減ってきます。 https://doctorsfile.jp/h/38799/mt/1/
初めてピル処方を受ける際には必ず説明があると思います。
血栓症とは、血管内に血栓がつくられ、血流が閉塞してしまう状態のことです。
下肢に血栓が出来てしまうとその血栓がそのまま血液中を肺の方へ移動してしまった場合、肺で血栓が詰まり症状の程度によっては死に至ることもあるようです。
長時間同じ窮屈な同じ姿勢でいたり、水分の摂取量が少ないとさらに血栓症のリスクが高まると言われています。
有名なものだと、飛行機に乗った時などになるエコノミークラス症候群も血栓症の一種です。
そのため、多くのクリニックでは定期検査として3ヶ月や6ヶ月に1度程度血液検査を受けるように求める場合もあります。(もちろん別途料金がかかります)
ただ、上記にあるようにその割合は数万人に1人程度。 ピルを正しく服用して健康的な普通の生活を送っていればそれほど恐れる必要もないと思います。
そんな血栓症のリスクを緩和させるために、ピル服用に絶対必要なのは
・オフィスワーク(座り仕事)の女性はスタンディングデスクの利用や、こまめな運動
・ミネラルウォーターを自身の体重の4%の水を目標として取ること (カフェインと、アルコール含有飲み物およびその他の食事汁物から得られる水分を除く)
こまめな運動と、一定量以上の水分の摂取は不可欠です。
例えば、体重50キロの女性であれば、約2ℓ以上毎日水を飲むのが望ましいです。
でも美容法でも水を1日3ℓ呑みましょう!とよく聞きますよね。 つまり、水をたくさん飲むということはそれだけ重要なことだということでもあります。
同様に血栓症のリスクが高まるという理由で、「禁煙」も必要です🚭
タバコの害はがんだけではありません。意外と知られていないのが、生殖器への影響です。喫煙女性では卵子の発育や卵巣からのホルモンの分泌がわるくなり不妊症のリスクが高まります。妊娠しても流産や早産、子宮外妊娠になりやすく、またおなかの赤ちゃんの発育も悪くなります。さらに出産後も喫煙を続けた場合、子供の健康にまで悪影響を及ぼします。若い女性の禁煙を促すことは非常に重要です。女性にとってメリットの多い低用量ピル。始めるのであれば安全に使用するためにぜひ禁煙しましょう。
ほかには、副作用についてですが、低容量ピルもモーニングアフターピルも体質によっては吐き気や目眩が出てしまうこともあるようです。
モーニングアフターピルは特にその副作用が出やすいといわれ、注意が必要です。
服用する際は、服用後十分に休息をとることをお勧めします。
私は幸いなことに一切副作用が出なかったので、なかなか特殊な例なのかもと思ったり思わなかったり…。
そして、ピルの効果を最大限に得るためには
必ず正しい方法で、忘れずに服用すること
これは絶対に守らなければいけません。
5. ピルを服用する上で絶対に守るべきこと
ポイントとしては、
・ピルを毎日同じ時間に飲むようにすること
・水をたくさん飲むようにすること(自分の体重×0.05%以上 / 1日あたり)
・飲み忘れを防ぐために数シートいろんなところに置いておく
・こまめに運動する
これを絶対に守るようにしています。
私は毎日寝る前に飲むようにしています。他のビタミン剤と一緒に。
あと、家にはもちろんピルを置いていますが、いつも持ち歩くポーチにも1シートカバンの中にも1シート入れるようにしています。
こうすることによって、急遽泊まりが発生した場合や家に置いてあるピルを切らしてしまった場合にも、できる限り飲み忘れを防ぐことができています。
ただ、一ヶ月に飲む錠剤の数は決まっているので、どのシートを使ったかは自分で管理しなければいけません。メインのシートを決めて、そこへ油性ペンで書き込んでいくとわかりやすく簡単です。
ちなみに!今ではピルの飲み忘れや薬の飲み忘れを防ぐこんなアプリもあるようです📱
iOSの方 https://apps.apple.com/jp/app/お薬リマインダー-飲み忘れ防止アプリ/id662170995
Androidの方 https://play.google.com/store/apps/details?id=eu.smartpatient.mytherapy&hl=ja
健康管理もできる上に飲み忘れを防いでくれる便利なアプリですね。
不安な方はこういったアプリを使うのも良いと思います!
メリットはものすごく大きいピルですが、薬を飲んでいるというのが 身体にとって自然な状態ではないことも認識しておくのが大切です。
でも、健康で普通の生活を送り、正しく飲めばこんなにもよりポジティブな効果のあるものなんです。
6. ピルのお値段💸
例えば、風邪薬や鎮痛剤は薬局で市販のものがいつでも手に入りますよね?
でも、ピルは現在そういうわけにはいきません。 基本的には病院やクリニックで処方してもらいます。
実は別の方法で安く手に入れられますが、それは自己責任も伴うやり方なので後ほど記載します。
価格は、実際ピルの種類やクリニックによって様々です。 クリニックによっては、学生料金というものを適用してくれるところもあります。また、低容量ピル・モーニングアフターピルに共通して、健康な身体に対する避妊目的での処方は保険適用外になってしまうことが多いです。
まずは、低容量ピルの価格の参考例です。
渋谷ジャスミンクリニック https://jlc.tokyo/price.html
ケイ・レディースクリニック新宿 http://www.klcs.jp/services/#expense
あくまで東京エリアの一部有名クリニックの料金になります。
低容量ピル自体の価格としては、大体1シート2,000円〜4,000円が多いようです。
このほかに、初診の場合は初診料や診察代、定期的に血液検査を受けるように求められることも多いです。
ですので、初めて低容量ピルを処方してもらう場合には
約5,000円〜8,000円ほどかかる場合もあると知っておきましょう。
では、モーニングアフターピルの場合はどうでしょうか。
的野ウィメンズクリニック(横浜)https://www.matono-womens.com/treatment/morning/m_cost
新宿駅前さくらレディースクリニック https://www.shinjuku-sakura.jp/after-pill
メディアージュクリニック青山(渋谷区)https://www.mediage.co.jp/price/#9
クリニックによってジェネリックのものも取り扱っている場合もあり、価格に差があるようです。
80%以上の避妊率のものですと、大体8,000円〜15,000円ほどかかります。
種類によっては、避妊率の低いものもあるので注意です。 安いからと安易に選ぶのは少し危険かもしれません。必ず相談しましょう。
私が使ったことのあるのは「ノルレボ錠」という定番のアフターピルです。 避妊率がかなり高く、副作用も少ない方だということで選びました。 (確かにほとんど副作用はありませんでした ※個人差があります)
冒頭でも書きましたが、お薬代だけで10,000円以上しました。
低容量ピル、モーニングアフターピル共に保険適用外になる場合が多いので 価格がかなり高めであるというのが一番のネックです。 低容量ピルだけでも毎月毎月服用していく、というのはなかなか経済的な負担が大きいですよね。
でも実は、少しでも安く手に入れる方法もあるにはあるんです。 病院に行かなくても手に入れることはできます。
7. すぐ欲しい!ピルの入手方法
じゃあどうやってピルを手に入れたらいいの?というのをいくつかご紹介します。
🏥産婦人科・レディースクリニックで処方してもらう
産婦人科・レディースクリニックで「ピル外来」「ピル処方」専用の窓口を設けている場所も多くあります。低容量ピルが欲しい場合も、モーニングアフターピルが欲しい場合も一度は必ず病院にて診察・処方してもらうことを強くおすすめします。
スマートフォンやPCで「低容量ピル or モーニングアフターピル 地域名 初診」と検索すると受付けている病院名が出てきます。
モーニングアフターピル・低容量ピル共に基本的にはすぐにピルを受け取ることができます。血液検査などを求められる場合もありますので、緊急時には電話で 「すぐ当日欲しい」ということを伝え、相談してみましょう。予約が必要だと言われて不安な場合は、まずは電話で問合せしてみると良いと思います。 私の経験では、処方箋薬局での受け取りではなく、クリニック内でそのまま手渡してくれるクリニックさんがほとんどでした。
「いつもらえる・どこでもらえる・どれくらいの値段」
これをまず問い合わせの時点で確認すると確実です。
また、都心の繁華街のエリアでは、夜間や土日祝日の受付を行っているクリニックさんも多くもあります。
いくつか参考にリンクを貼らせていただきます。
🏥夜22時まで診療(予約制)
KISHI CLINICA FEMINA 中央区銀座http://www.kishiclinicafemina.jp/about/index.html
🏥夜22まで診療(24時間ネット予約可能・アフターピル院内受け渡し)
新宿駅前さくらレディースクリニック 新宿前 https://www.shinjuku-sakura.jp
🏥夜20時まで診療(学生料金有り・比較的安価)
ジャスミンレディース クリニック 渋谷 https://jlc.tokyo/price.html
私が個人的におすすめするのは、レディースクリニックです。女性専用(男性は入館できないことが多い)のクリニックですので、安心して受診することができます。院内もとってもきれいな場所が多いです。先生も女性の先生が選べると安心ですよね。
私もよく繁華街の近くのレディースクリニックを利用していました。繁華街の中には、そういう需要も多かったり、風俗店も多いという理由からか、深夜営業のクリニックも意外と多くあります。
初回1シートであれば、
低容量ピル 3,000円〜6,000円前後 モーニングアフターピル 15,000円〜20,000円前後
これくらいの金額が初回はかかると思っておいた方がいいかもしれません。今は、クレジットカードの使えるクリニックさんもあるようなので、探してみてください。
ただ、新型コロナが流行っている今は、そもそも病院にもあまり行けないですよね。
8. 本格スタートしたオンライン診療って?
📱オンライン診療で院外処方でもらう
新型コロナウイルスの流行を受け、昨年から制度化されつつあったオンライン処方がいよいよ本格始動しました。
ネットで検索するとかなりの数がヒットすると思います。(一部参考記載)
🏥的野ウィメンズクリニック
https://www.matono-womens.com/clinic/online?gclid=CjwKCAjw-YT1BRAFEiwAd2WRtpBAtW5KjCmmEjiYHu5XASSCLnw1KRSbX2LCYhgysgcEATtQWvxmJBoC9IIQAvD_BwE
🏥クリニック フラウ栄
全国各地で受付を開始しているようです。
あるクリニックさんのオンライン診療の流れです。
スマートフォン1台あれば簡単に診察を受けられるようですね。
ただ、気を付けなければいけないのは
当日ピルをもらうことは難しいかもしれない、ということ。
オンライン診療の場合は
・薬を郵送で自宅に送ってもらう
・処方箋を郵便で送ってもらい近くの薬局で受け取る
などがあるそうです。クリニックによっても異なります。
そしてどんなに早くとも、翌日以降の受け取りになると記載されている場合が多く緊急性の高い場合には気を付けなければいけません。
モーニングアフターピルをすぐ飲まなければいけない場合など、 緊急時にはクリニックに問い合わせて確認することをおすすめします。
9. 未成年でも1人でピルってもらえる?
学生さんだったり、未成年だったり。
いろんな事情で必ずしも保護者と一緒に病院へ行くのが難しい方もいると思います。
調べてみたところ、
・18歳以上である
・保険証を持っている
この2つに該当していれば、未成年1人でもクリニックにてピルを受け取れる可能性が高いです。
クリニックによって基準が異なるようですので、こちらもまずは問い合わせてみると良いかもしれません。
ただ、どうしてもクリニックに行くことができないという場合
スマホさえあればピルを手に入れる方法が実はあります。
さらに今から書く方法であれば、通常の価格よりもかなり安く大量にピルを手に入れることができます。
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