Goodbye, Blue Monday / 小林豊 (運命の一冊 Advent Calendar 2020)
私がスナップ撮影(記録撮影)にハマった一冊の写真集です📷
Goodbye, Blue Monday / 小林豊
↑(写真集の雰囲気はこちらからご覧になれます)
小林 豊 YUTAKA KOBAYASHI
1980年、愛知県岡崎市生まれ。長野県富士見町在住。
これまでの作品に写真集「Goodbye,Blue Monday」(ELVIS PRESS 2009年)、詩集「僕は歩いていた 風のなかを」(私家版 2016年)がある。
2014年、若木信吾が選ぶ若手写真家展「rookies of the year 2014」に出展。
多くを語るよりはとにかく手にとって欲しい。
(写真集ってそんなもの。オススメされたからどうこうってものでもないですよね)
今回、ちょっとでも気になったら是非是非。
1000部限定なのできっといつかは手に入らなくなります。
そんな素敵な写真集。📷
写真の難しい事は置いておいて、スマホやカメラで日々を撮る事が楽しくなれそうな気になるそんな写真集。
瑞々しい今とふんわりとした叙情的な空間に居合わせるような錯覚を。
(2009年にリリースされたコンパクトでカワイイ写真集です)
以下↓ 公式HPなどより引用♪
ON READINGの出版レーベルELVIS PRESS第1弾、小林豊写真集「Goodbye,Blue Monday」。
岡崎市在住の写真家、小林豊の1st写真集。
ELVIS PRES
Goodbye, Blue Monday /小林豊
[goodbye blue monday / Yutaka Kobayashi ]250mm x 182mm 32 pages, soft cover, color offset
Edition of 1000
Publication date: March 2009
1400yen +tax
buy : ON READING http://artlabo.ocnk.net/product/1673
ある日、憂い顔で爆弾を落として、ハイサヨウナラ。すべてを無かったことにしてしまうことだって想像しないわけじゃない。たとえば今この枝を、踏むのか飛び越えるのか持って帰るのか、少なくとも気づかずに通り過ぎるという選択枝は残っていない。彼は立ち止まり、考えをめぐらせて、おもむろにシャッターを押す。
どこからか乾いた心地のよい風が吹いている。地上から3ミリ浮いているような、逸脱した視線。日々は続いていく。ブルーマンデーはまたやってくる。エトセトラ、その繰り返しにすぎないけれど。小林豊の写真は、袋小路に追い込まれたようなヘヴィな日々を生きる私たちに、こんな洗練されたやり方もあるってことを教えてくれる。
■Recommendations
今日もどこかで街道を、山道を、あぜ道を行く白い軽トラ。結局、行き止まりだけど、カメラがあるからまあいいか。という感じ。
【平野太呂 / NO.12 GALLERY】
アートのある日常?そんな生活はよくわかりませんが、日常からアートが生まれちゃう、そういう生活に惹かれるのです。だから小林君の作品に強く惹かれるのです。まるで自分がその風景の中にいたような錯覚を起こすほど。いや、実際にいたりして。
【JO-G (JOJI NAKAMURA) / 黒緑LESS】
僕は写真にくわしくありません。写真のことをわかっていない自分が言葉にするのは非常に難しいです。レンズの向こうの世界に感動しながら撮った写真はきっと永遠を手にするんじゃないかなと思います。音楽も絵も、多分写真も、なにげない世界を発見したり感動しながら出来上がったものはいつまでも真新しいから。小林君は感動した世界を、そのまま素直に画面に焼き付けているところがいいなあって思います。
【松井一平 / TEASI】
本当に何気ない毎日、瞬間を撮る。記録する。作者は詩人でもあるのでその作品から何かしら物語や声が聞こえてくる。
動画に比べるともちろん情報量は少ないたった一枚の写真だけれども、
その一瞬が永遠に語る壮大な物語が好きなのです。
…なのでワタシは毎日記録する。
”瞬間と永遠” by ラタ: reautnt
運命の一冊 Advent Calendar 2020
tsumugi[ブックカフェ開店を夢見て]
tsumugiさんのアドベントカレンダーに参加させて頂きました♪
ありがとうございました。
みなさんも運命の一冊を是非。
ブックカフェの開店、楽しみにしています。いいな。