仕事で「勝ちパターン」を探す

新卒で入社して2ヶ月。

自分は仕事ができないんじゃないか。
せっかく採用してもらったのに申し訳ない。
期待を裏切りたくない。

そんな不安を抱いた時間が多かったように思います。

実際4月は、個人目標を大幅に達成できず、もうすでに出遅れたかと落ち込むばかりでした。
失敗を糧に5月はぐんぐん伸びる。そんな黄金ストーリーもありませんでした。

ただ一つだけ、自分の中の「勝ちパターン」を見つけたんです。見つけた、というよりは、信じれるようになった。この表現が近いかもしれません。

成果が出なかった5月半分までは(成果が全てではない論は別として)、とにかく成果が出てる同期のやり方を真似して行っていました。ただ、どこか腑に落ちない自分もいて、まあやればなんとかなるだろうと考えていました。

でも、それでも成果は出ず。やり方にも満足がいかず、結果にも満足がいかず。5月も半分が過ぎようとしていました。わたしは何をやってるんだろう状態が続いていました。

そのとき、「人によって勝ちパターンは違う。ただやるだけでは勝ちパターンは見つからない」そんな言葉を、直属の上司に言われました。

わたしはこの言葉にびびっとくるものがありました。どうして自分を信じなかったんだろうと。なぜ不得意なパターンで無理にやっていたんだろうと。

勝ちパターンの話をすると、わたしは、数をこなす派ではなく、1つひとつの質を高める派みたいです。「吸収速度ではなく、吸収密度だ」そんなふうに言われたりもしました。

よく本を読んだりネットを検索すると、「新卒はまずは数をこなせ」「アクション量が全てだ」と書いてあると思います。たしかに経験しないと得れないものはあるし、いくつものパターンを吸収する必要はあるかもしれません。

ただ、この方法が全員に当てはまるとは限らないのかもしれません。たとえば、1日1回で商談ロープレをやらず、2日に1回にして間は改善点を整理する時間に使うなど。一つ一つのアクションを大事にする派でした。

でも、これでうまく行ってなかったわけなので、周りからはアクション量を増やしなよ、とアドバイスをもらうことは多かったです。数と質の間で葛藤をしていました。

5月下旬に研修の最終テストがあり、なんと合格をすることができました。同期と比較するわけではありませんが、自分だけだったので大きな自信に繋がりました。

今は、今までが嘘のように仕事が楽しいしやりがいを感じています。それは勝ちパターンを見つけたから、周りと比較する必要はないし、頑張ることに全く負荷がかからないからです。

「自分は仕事ができない」「がんばれない」

そんなふうに感じたら、もしかしたら今やってるやり方が、自分にとっての勝ちパターンでないのかもしれません。自分を追い込みすぎず、自分を信じで取り組んでほしいです、、!

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