リアライブの幹部合宿を公開します!
株式会社リアライブ 総務部人事の長尾です。
リアライブでは2022年6月5日(日)~6日(月)の2日間でマネージャー以上のメンバーを集めた幹部合宿を実施いたしました。幹部合宿は過去にも数回実施したことはありましたが、コロナ禍の影響で約2年ぶりの実施となりました。
本noteでは、今回実施した幹部合宿の様子を初公開します!
幹部メンバーが「いま、どのような考えを持ち仕事に向き合っているのか」をありのままにお伝えできればと思います。
なぜ、幹部合宿を実施したのか?
今回の幹部合宿は代表・柳田も入れて14名が参加しました。普段は本社(全特ビル4階)で行っていますが、あえて普段と違う環境で実施することで新しいアイデアの創出、議論が活性化すると考えました。今回は小田原で、良い会社を創っていくために「リアライブの未来」について、議論し合いました。
特に幹部メンバー同士の考えをワークを通してアウトプットし、各部署のメンバーにどのように落とし込むかまで話し合うことが今回の合宿のゴールとしました。
合宿1日目
ホールディングス構想の方向性について
4月にチーフマネージャー (G6) 以上のみを集めた経営会議を実施したのですが、そこで固まった内容を代表から共有されました。今回はその内容に基づいて、少人数のグループに分かれてディスカッションしました。
詳細は7月7日(木)の第2Q総会時にお伝えするので、ここでの具体的な記載は避けますが、現在の企業理念である「入社3年後のミスマッチをなくす」というゴールから、さらに大きく飛躍し、次のステージに進んでいくための話し合いをしました。
社長というのは市場のマーケティングをしながら、会社の5年~10年先の未来を常に考えています。経営メンバーでMTGを重ねて、ビジョンを少しずつ形にしてきたことを合宿の冒頭で、代表自ら説明いただきました。
代表の並々ならぬ決意がひしひしと伝わってきたと同時に、敢えてこのタイミングで合宿を開催したその目的を知ることができた時間となりました。
夕食後
食事を済ませた後は、全メンバーが代表の部屋に集まり「*ジョハリの窓」にある自己の盲点の窓を知るためのワークを実施しました。
リアライブは2022年4月に「人事ポリシー」を新しく策定しました。大枠のテーマは「多様の個性を尊重し、一人ひとりの強みを活かす」です。しかし、幹部メンバーは会社の中でも比較的社会人経験が長いがゆえに、自分自身のことはある程度理解しているはずです。だからこそ「他人は知っているが、自分では気づいていない自分」を知るワークを実施しようとなりました。
私は、特に長い付き合いである柳田、鶴野、杉内、金子、近岡から言葉をいただきました。人事になって約2年の月日が経ちますが、実は自分の弱みだと感じていることがありました。それは、周囲に対して配慮しすぎることです。性格的な問題もあり、周囲への気遣いを考えすぎて、主導権を握れず会話に入れないことが多くありました。
しかし、今回のワークを通して「不器用だからスムーズさに欠けるが、絶対に逃げずに誠実に向き合うところが良さ」と言っていただきました。この言葉をいただいたときに、弱みがむしろ強みだと捉えられるような気持ちの変化を感じました。
それと同時に、今回の合宿に参加していないメンバーにも、このような気持ちの変化を感じてほしいと思えるようになりました。きっと、他の幹部メンバーも同じことを考えていたと思います。いい年をした大人たちがそう思えるくらいウェットな雰囲気でした。
さらに、コロナ禍による働き方の変化もあり、面と向かって言葉で伝える機会をなかなか作れていなかったので、このような機会を部下と作れていない現実に葛藤する時間でもあったのではないかと感じています。
そして、予想以上に相手に伝えたい盲点の窓が具体的だった理由から、当初の終了時間を大幅に超えてしまいました。それでも最後まで手を抜かず本気で相手の良さを伝えている姿は、ワークスタート時に予想していた雰囲気とは異なり、全員が今まで中々伝えられなかった想いを腹を割って伝え合ったことで大変有意義な時間となりました。
合宿2日目
会社の現状と未来への打ち手
「会社の現状と未来への打ち手」に関して、下記2つのテーマに沿ってワークを実施いたしました。
コミュニケーションスタイル研修受講後の課題とネクストアクション
リアライブでは以前、全社員が外部のコミュニケーションスタイル研修を受講しました。これは、一人ひとりのコミュニケーションスタイルを知り、業務や人間関係構築に活かすための研修です。最初に代表自ら受講し、その次に私たち幹部メンバー、さらに3か月後に全社員が受講しました。
研修の効果としては、
ように感じています。
しかし、デメリットも同時に発生しました。個々のメンバーのコミュニケーションの特徴が明確になったことで、その人に抱くイメージが固定化されてしまい、嫌な思いを抱いているメンバーもいることが分かりました。この事実に関して、マネージャー陣は頭を悩ませていました。
だからこそ、起きている事象をアウトプットすることで、その危機意識を強く持ち、会社全体の課題として捉え、幹部メンバーの共通認識を持つことができました。
マネージャーは自分たちの部下の状況や心情に対して、常にアンテナを張っていますが、他事業部で起きていることを知る機会はなかなか持てていませんでした。事業部ごとの課題を共有し合うことで、良い案が生まれたり、他事業部の良い事例は自事業部に活かせたりできるため、常にポジティブな意見が出たように思います。
危機意識の共有
上述したチーフマネージャー (G6) 以上の経営会議では、
このような議題に対して、市場分析や競合他社分析、人材業界マーケットでの視点などあらゆる観点でリアライブの未来について話し合いました。そこで出てきた共通項として、
ということです。このような危機意識を持つことで、常に一歩先の未来を見据えた言動を意識し、私たちの視座を揃えるという意図で各事業部より
を発表しました。なぜ、このタイミングでこのような発表をしたかというと、危機意識の共有を昔からできていなかったためです。振り返ると私も、代表自らが感じている危機感に関して共有はありましたが、経営メンバーが集まって様々な視点から持ち寄った情報から出てきた危機感というものを、共有まではしていなかったように感じました。
これは創業から10年を迎えたからこそ代表が感じた視点であり、過去に様々な紆余曲折があったからこそ、二度とその失敗を繰り返さないという考えから共有することの重要性にたどり着いたのだと感じました。
3年後のキャリアビジョン
幹部合宿、最後のコンテンツとして、一人ひとりの3年後のキャリアビジョンを発表しました。就活の質問でもよく聞かれる将来のキャリアビジョンというものです。幹部メンバーはどのように考えているのか、これも普段はなかなか伝えないような内容だからこそ、代表やVice President含めて全員の考えを一気に聞ける貴重な時間でした。
さいごに
幹部合宿を開催して、どのメンバーも
と感じました。そして、このような機会に本当に大切なことは本音を共有するために「自分」に「組織」に「会社」に向き合う過程を通して、一人ひとりの意見を共有し、新しい視点を取り入れ考えること。これが普段とは異なる環境で、仲間と寝食を共にしながら真剣に議論する醍醐味だと感じました。
はじめての幹部合宿レポートはいかがでしたでしょうか?
本当はもっと具体的に決まったこと、伝えたい内容ことがたくさんありますが、次回の全社総会まで楽しみにしていてください。