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発達障害の子は「騙され」やすい?

こんにちは! 発達障害(ASD)を持つ11歳の息子を育てる母親 みおスパークです♪

今日はASDを持つ息子が騙されかけた(?)ところを目撃した私が感じた
息子の信じ込みやすさや危うさについて考えたことを話したいと思います。

すべてのグレーゾーンの子どもが嘘を信じやすいわけではないと思います。
でも発達障害の特性として、抽象的なモノが理解しづらい傾向があります。

私たちが遭遇した小さな騙され体験を書きます📝

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ある時、家族でお祭りに出かけて、子供たちはお小遣いを持ってワクワクと露店へ好きなものを買いに行きました。

自分たちで注文して、自分たちで買ってこれるように私たち夫婦はその様子を少し離れたところから見守っていました

妹は唐揚げの串を買って誇らしげにすぐに帰ってきました

息子はしばらくしてやっとポテトにすると決めて注文と会計を始めました。

息子が選んだのは、ポテトのSサイズ300円

店員さんのお姉さんに注文しました。

すると横にいた店員のお兄さんが、息子に
「もう200円出してくれたら、お釣りをキラキラの新500円玉にしてあげるよ♪」
「ちょうど100円玉が足りないんだよね」
と話しかけました。

息子は「わかった!」と喜んで200円を財布から出しました。

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お分かりでしょうか?!

計算が得意な方なら一瞬で「あれっ!?」と感じたのではないでしょうか。

そうです!息子は1000円札を店員さんに渡していました。

ここで夫が駆け寄って店員さんに「この子が頼んだのはエスサイズのはずです」と伝えてくれました。

続いてまたそのすぐ後の出来事
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路上で猿回しの大道芸を見学していた時のことです。

息子は1人で最前列で最後まで見ていました。大変感動した様子の息子。

大道芸人さんは最後に
皆さんの温かい丸い気持ち、ぜひ四角くて細長いもので返してください」
とおっしゃって締めくくりました。

息子はそれをしっかりと真に受け、誇らしげ1000円をカゴに入れていました。同じ状況だった娘は100円玉を持ってニコニコとカゴに入れていました。

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息子は20分の大道芸にお年玉から1000円を。純粋にクイズに答えたような気持ちだと思います。
感じ方はそれぞれと思いますが、私は違和感がありました。
UFOキャッチャーにお金をどんどん入れてしまう姿を連想しました。

お金の概念って私が思うよりも抽象的なのかもしれない

息子はゲーセンのコインと同じように扱っている気がする。。。

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お祭りでの出来事は、単なる200円の問題ではないと感じました。
息子は息子はこの内容に全く気づいていなかったです。
つまり200円損しそうになったことに気がついてもいないし、それが全く学びにもなっていない。。。!

店員さんたちの行為は、意図的だったかどうかは別として、結果子供の純粋さにつけ込んだような形になってしまいました。

子どもの純粋さは、私にとっても大切な宝物です。ただ、社会で安全に暮らしていくために、適度な警戒心を持つことも必要です。
少しずつでも「自分を守る力」を育んでほしい思います。
そのためにはきっと小さな失敗を繰り返す、近くで見守る、が大切なんでしょうね。
つらい😓

それでは今日もありがとうございました( ´◡` )
今日もお疲れ様です!また明日🕊️

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