花嫁の手紙
結婚式の準備が進んでいく中、私を一番悩ませているのが「花嫁の手紙」です。
やるべきか否か。
母と以前話に出たときは「わざわざ皆の前で花嫁の手紙を読む必要ないよね」という結論に至ったのですが、本当にそれでいいのかと、プランナーさんと話しているうちに思い直すようになりました。
結婚式は両親にとっての晴れ舞台でもあり、花嫁の手紙は両親にスポットライトを当てる大切な演出という思いが生まれたからです。
また、我が家は私、弟、弟の3人兄弟で花嫁の手紙チャンスが私の結婚式しかありません。3人分の感謝を伝えるのは、この場が絶好の機会なのではとも考えています。
今はとりあえず、花嫁の手紙は読む方向で進行に入れてもらっています。
私の気持ち次第で本番は無くしてしまうかもしれませんが、花嫁の手紙(原案)をここに残させてください。
まずはお父さん、お母さん、花嫁の手紙はやらないと話していたのに驚かせてしまってごめんなさい。
この場を借りて今までの感謝を伝えたいと思い、手紙を書きました。
お父さん、今日は一緒に歩いてくれてありがとう。花嫁姿でお父さんと一緒に歩く夢が叶いました。
お父さんとの一番の思い出は高校受験です。お父さんは仕事帰りで疲れていたはずなのに、夜遅くまで塾の宿題に付き合ってくれたよね。
私が決めたことに、お父さんはいつも何も言わないから、「私のする事に興味がないのかな」と思っていた時期もありました。でも、私が一番辛かった時に「信じています」とメッセージをくれて、今まで私のことを信じて見守ってくれていたんだなって気づいたよ。ずっと温かく見守ってくれてありがとう。
お母さん、私たち3人を育ててくれてありがとう。特に小さい時はお母さん一人きりで育児をしなければいけない環境で、本当に大変だっただろうと大人になった今思います。そんな中でも3人一人ずつ丁寧にまっすぐ向き合ってくれたよね。
私のお母さんの一番好きな所は「よく笑う所」です。お父さんが「お母さんがよく笑うから我が家は明るい」と話していたことがあるけど、私もそう思う。いつも家族の中心にはお母さんの笑顔があって、帰りたくなる家を作ってくれていました。大人になってからも家に帰りすぎているところは大目に見てね。
そしてお義母さん、天国のお義父さん、私を温かく家族に迎え入れてくださり、本当にありがとうございます。
これからは私たちが、笑顔あふれる温かい家庭を2人で築いていきます。
最後に、私たち2人の門出を今までお世話になった大好きな皆様に見守っていただけたことを、とても幸せに思います。
本当にありがとうございました。
ここまで書いたらもう読んじゃおうかな、でもやっぱり恥ずかしいなのせめぎ合い。
ぎりぎりまで悩もうと思います!(笑)
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