認知症と糖尿病
皆さんこんばんは。
今日は以前に書いた薬の話より不確定なテーマで書いていきたいと思います。
思い返せば今月3日にこのテーマで書こうと思い付き、あれこれ文献漁っているうちにこんなに延びてしまいました。
皆さんは認知症については私の投稿を見ていただいている方は少しずつですが見えてきているのではないでしょうか。
糖尿病についてはいかがでしょうか。
簡単にですが、説明します。
糖尿病
膵臓の病気で、インスリンという血糖を下げるホルモンが調節できない又はしにくくなります。
私たちの体の中には血液が流れているのですが、そこに糖分が含まれています。詳細は省きますが、この糖分が体中を巡り細胞を動かすエネルギーとなっています。
Ⅰ型とⅡ型があるとか、インスリン抵抗性や糖毒性、HbA1cやら、なんやらはこの際省かせてください。あくまでふわっとわかっていただければと思います。
この病気の恐ろしいところは、「低血糖」と「高血糖」が起きてしまうところです。特に「低血糖」は意識がなくなり、体を動かすエネルギーが枯渇してしまうので最悪生命活動が止まってしまうこともあります。「高血糖」ももちろん恐ろしい状態なのですが、高血糖と低血糖どちらが緊急性が高いかといわれると低血糖です。
少し脱線してしまいました。
一見、認知症と糖尿病は関係のない病気のように思われるかもしれませんが、私が資格を取るための勉強をしていたころ実は関係しているのではないかという話が出ていました。
その後、病院の内科の医師にも確認しましたが、話は聞くが結局よくわからないという結論に至ったため歯切れの悪い終わり方になったのを今でも覚えています。
改めて、自分で調べてみたのですが、結論から言うと「こうかもしれない」はあるのですが「こうだ」と断定することはできないということがわかりました。
今把握していることだけを書こうと思います。
認知症、特にアルツハイマー型認知症や嗜銀顆粒性認知症などに関係があるかもしれません。アミロイドβ(以下Aβ)と呼ばれるゴミが頭にたまり認知症になるのですが、一説によるとAβを排出する機構にインスリンがかかわっているかもしれないとのことです。
また、眉唾モノですが、低血糖により軽微なダメージが脳に入りそれらが蓄積することで・・・。という話もありました。こちらに関しては何とも言えません。
認知症に関しては高齢であればあるほど、なってしまう可能性が高いものです。そして、超高齢化社会において、長く生きることは様々な疾患とともに暮らすこととも言えます。
もしかするとですが、高齢になるとそれまでに糖尿病にかかっていた方が、認知症になってしまうだけなのではないかとも考えてしまいます。
さらには「認知症」の研究が始まったのはごく最近です。
1900年代にやっと始まったばかりの「認知症」のため、わからないことだらけといっても良いかもしれません。
今日書かせていただいた内容も10年も経たないうちに、全く違う説が出てきてそれが正当な説となることも大いにあり得ます。
皆さんはどう考えるでしょうか。
少しだけ認知症と糖尿病の関係に興味が湧いていただけたら嬉しいです。
次回は認知症と糖尿病の管理について少しかけたらと思います。
尚、糖尿病の説明に関して詳しく聞きたい方が居ればコメントいただければ改めて一つの投稿を使って説明していこうかと思うので遠慮せず書いてください。ほかの疾患についても知りたい、認知症の方だとどう管理しているの?など疑問などあれば是非コメントに書いていただければと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
もし、この投稿を読んでいただいて、認知症に興味を持っていただければ是非「スキ」や「フォロー」をしていただいて、認知症についてより知っていただければと思います。また気軽に「コメント」も書いていただけると嬉しいです。
今はかけていませんが、ゆくゆくは看護学生さん向けの投稿などもしていけたらと思います。実習で役立つ知識や国家試験のポイントなんかも載せるかもしれません。
それではみなさん、今年も1年間のお付き合いをよろしくお願いします。