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おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって平気に生きればいい。——樹木希林

おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって平気に生きればいい。
         樹木希林 (1943–2018)

↑目にしたもの。↓英訳(拙訳)+ 感じたこと。

https://templatematching.jp/live_with_serenity.mp4


原文(日本語)は以下です。

おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって平気に生きればいい。


↓英訳(拙訳):

Never be conceited, compare yourself with others, but be intrigued and live with serenity.

↓感じたこと:

The ultimate individualism in a positive sense. Unfortunately, this appears to be the most lacking quality in the Japanese people.

いい意味での個人主義の極致。残念ながら、日本人にいちばん欠けている資質ではないか。


ps
因みに、上で「the Japanese」とか「日本人」という言い方を、自分でもついしてしまいましたが、これについては一言補足をしたいと思います(自戒を込めて)。

「~国民」と言うとき、「the Japanese」「the Chinese」「the Greeks」というふうに「the をつけて十把一絡げ的に言う」くせに、「アメリカ国民」と言うときに連中は通常「the Americans」とはせずに「Americans」「American people」という言い方をして「十把一絡げ的な言い方を避けている」ように見えるのはなぜでしょう。

もちろん<「Japanese」「Chinese」とだけ言うと「言語」を意味することにもなりかねないからだ>という反論もあるにはあるのだけれども、でも、だったら「American people」と同じように「Japanese people」「Chinese people」「Greek people」と言えば済むことですよね。あるいは「Greeks」。

やはり納得がいきませんが、でもまあ、上の樹木希林さんの

おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって平気に生きればいい。

という至言に鑑みれば、これは瑣末なことかもしれませんね。


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