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コトバの<創造性>and/or<語感>の実例(承前 (7))

8日前の投稿↓

https://note.com/real_hare9943/n/n60092e38b1fc

で紹介した動画で採り上げられていたトピックの中、3日前までは、
「品詞転換(conversion)」という派生法
   とりわけ
「名詞由来動詞」(「名詞」→「動詞」)というトピック

について考えました。

7日前には具体例を紹介し、6日前からは、品詞転換に関する理論的な話を提示しました。

続いて、昨日は8日前紹介した上記投稿動画で扱われている他のトピック:

「規範文法」vs.「記述文法」((9分32秒以降)「それは違くない?」の例)
について考えました。


さて今日は、8日前の投稿で指摘した以下の点:

(3分15秒以降)「本の角」:
「角」:「かど/すみ」と読むべきところを投稿者は「かく」と読んでしまっています。まあ、この方は元々英語母語話者なので、それを斟酌すればマイナーな点ですね。
(実は、「かど」と「すみ」も意味が異なるのですが、ここでは深入りしないことにします。いずれ採り上げます。)

に関して、「かど」と「すみ」の意味の違いを概略的に採り上げます。
以下の図式をご覧ください。

角:かく、かど、すみ、つの

以上の図式に基けば、
「本の<角>」
は、視点の違いによって「本のかど」とも「本のすみ」とも解釈できることがわかりますね。面白いですね。

以上で、8日前に紹介した上記動画にまつわる投稿を一応終わりにすることにします。
お疲れ様でした。


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