☆秋の夜長に甘酸っぱいアップルパイ 🍎アップルパイつくろう🍎
1 ☆前置き☆ アップルパイを作りたくなる時
スーパーや道の駅で「紅玉(こうぎょく)」を見つけた時、秋が深まって暖房を使い始めた頃、熱々の甘いものが食べたくなった時、アップルパイを作りたくなります。
(パイシートから作る技術も気力もないので)私は手ごろにパイを作れる「冷凍パイシート」を使います。りんごとパイシート以外は、だいたい家にあるもので作れてしまう、秋にぴったりな簡単スイーツです。
焼きたての甘酸っぱいアップルパイを食べるのは、ほっこりして幸せな時間です。紅茶と一緒にゆっくり味わいたい秋スイーツ。もちろん、コーヒーにも、日本茶にも合います。お好みでホイップクリームを添えてもおいしくいただけます。
2 ☆材料☆ 材料(11x18cmパイシート使用 1個分)をそろえます
①冷凍パイシート2枚
②りんご1個(酸味が多い品種がおすすめ、紅玉など)
③砂糖30g(増減可)
④レモン果汁5cc(増減可。酸味少なめのりんごを使うときは多めに)
④卵黄1個分
⑤水5~10cc(卵黄に混ぜて卵液を作るのに使う)
⑥シナモンパウダー 適量(なくてもよい)
⑦バター6g(なくてもよい)
3 ☆作り方☆ 🍎おいしいアップルパイ作りましょう
①オーブンを200℃で予熱しておきます
②冷凍パイシートは、室温で10~15分ほど、または冷蔵庫で30~60分ほど置き、解凍します
③アップルフィリングをつくります
(1)りんごの皮を剥き、1cm厚さのいちょう切りにします
(2)材料の②りんご1個③砂糖30g④レモン果汁5ccを鍋に入れ、りんごが透き通って水気がなくなるくらいまで(中火で10~15分程度)煮て火からおろし、バター6g、シナモン少々を混ぜて冷まします。(焦がさないよう注意。バター、シナモンは好みで。なくてもよい)
④卵液をつくっておきます。卵液は、卵黄1個分に水5~10ccを混ぜて作ります。パイ生地の表面に塗るとつや良く焼き上がります。
⑤解凍したパイシートの、上にする1枚に包丁またはキッチンバサミで切れ目を入れます。真ん中の切れ目は、軽く2つ折りにしてはさみで切ると楽に切れます。下の1枚には切込みは入れません。
下の写真のように真ん中と周囲に切りこみを入れます。
⑤下になるパイシートに、汁気を切ったアップルフィリングを並べます。端から1.5cmほどは、ふちの合わせ目になるので、のせないであけておきます。
⑥ ④で作っておいた卵液をはけで、下側のパイシートの端部分に塗ります。切り込みを入れた上側のパイシートをその上へかぶせ、合わせ目になる端の部分で、上下のパイシートをしっかり合わせます。上のパイシートを少しのばし気味にしてしっかり接着します。
⑦ 接着した上のパイシートに卵液をはけで塗ります。卵液は、もう1度塗るので、少し残しておきましょう。
⑧200度のオーブンで10分間焼きます。10分したら、いったんオーブンから出して卵液の残りを手早く塗ります。(やけどに注意) オーブンを180度に下げてさらに25分焼いたら、できあがり。(上の部分が焦げるのが心配であれば、途中からアルミホイルをかぶせます。焼き時間は適宜短縮、延長してください)
オーブンから出します。
※熱々のうちに食べるのがおすすめです。冷めてもおいしいですが、電子レンジで少し温めると、焼きたてのおいしさになります。
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4 アップルパイが出てくる本
ついでながら、アップルパイが出てくる本を挙げてみます。
(1)「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」標野凪 著
喫茶ドードーシリーズの作者がつづるやさしい物語。喫茶ドードーはおひとりさま専用カフェ。「毎日頑張るあなたをいたわるメニューあります」
おいしそうなアップルパイがこの本の表紙を飾っています。りんごを使ったお菓子の物語としては、第5話に「しあわせになる焼きりんご」が出てきます。著者は東京都内で小さなお店を切り盛りしている現役カフェ店主でもあります。
(2)「アップルパイたべてげんきになあれ」茂市久美子(著)
狩野富貴子(絵)
ページ数:79ページ
やさしい気持ちになれる絵本
(3)「わかったさんのアップルパイ」(わかったさんのおかしシリーズ 4) 寺村輝夫(著)永井郁子(絵) ページ数:75ページ
人気のわかったさんのおかしシリーズにアップルパイのお話が登場。
(4)「パパがやいたアップルパイ」ローラ・トンプソン(著)、ジョナサン・ビーン(絵)、谷川俊太郎(訳)
「まずアップルパイを用意することをおすすめいたします。なぜなら読後にたまらなくアップルパイを食べたくなってしまうから」(レビューより)
大事なことが詰まった、壮大なお話です。絵本ですが、大人が読んでも読みごたえがある、深いお話です。独特な色使いの、動きを感じる迫力ある絵が魅力。特に熱々のアップルパイのおいしそうな香りがしてきそうな絵には圧倒されます。
谷川俊太郎さんがリズミカルに翻訳していて、言葉選びもさすが詩人の方です。
5 エピローグの代わりに ~おいしいものを食べたい、作りたい やっぱり「食欲の秋」~
秋はおいしいものがたくさん。果物も旬のものが次々と出回ります。果物や野菜を使ったスイーツは、とても魅力的です。これからの季節、栗やカボチャを使ったお菓子もおいしい季節になります。
秋から冬にかけて、くだものと野菜をつかったスイーツをいくつか作ってみたいと思っています。にんじんケーキとか、かぼちゃプリンなんて作ってみたいなあ、と思います。
これから少しずつ寒くなっていく季節も、おいしものを食べて元気に、楽しく、そしておいしく乗り切りたいものです。
アップルパイ大好き
スイーツ大好き
最後に一首
秋は罪 食欲という 抗えない
小悪魔連れて 近づいてくる
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