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【育児日記】次女に、創作の女神が降りてきた⁉︎話

先日、私が読書をしていた後ろで、次女がゲームをしていた。

・・・と思って振り向いたら、、

突然、白い紙と鉛筆を持ちだし、小さな机の上で、黙々と描き始めた。

ただただ、黙々と鉛筆を走らせる。

私が撮影していることにも気づかずに・・・

彼女の頭の中にあるものを、次々と絵や文字で表していく!

そして、数十分後。

その様子を見て、私は、先日読んだ本のことを思い出していた。

書いていて自分が面白いと思えるとき、それは自分が書いているのではない。女神が降りてきているのだ。

「三行で撃つ」近藤幸太郎著 p、289より

まさに、次女に、「女神」が降りてきている!と感じた瞬間だった。


物凄い勢いで書き終えた娘は、トントンと机の上で、紙を整え、①②③④と並べ替え、
こちらを見た時には、先ほどの真剣な顔は一遍、いつもの穏やかな次女の表情になっていた。

そして、自信満々に聞いてきた。
「見たい?😁」

「うーん、今は、お風呂入りたいし、いいかな。」と、わざと、焦らしてみた🤭

そしたら、
「見たいよね? ね? ね!」
と、読み聞かせをしたくてたまらない様子。

だったので、
「では、よろしくお願いします!」と言うと、小さな椅子を持ってきて、読み聞かせをしてくれた。

それが、こちら↓
(ちなみに、次女に、『お母さんの日記に載せていい?と聞いたら、自信満々に「いいよ!いいよ!」』と言ってくれたので、ご紹介します。)

「けっきょく、びょういんいく!はなし」

第一場面

「あ、あなたの上にボールがふってくる~あっああああ~!」
ぼ~ん
「あ~だ、だいじょおぶ?たんこぶできてるじゃん!
はやく、びょういんにいこう!なおんないよ。」
「やだよ!」
「なんで?」
「だって、うち、びょういん きらいだもん!きらいだもん!」
「だからって、だめだよ。」
「だって、いたいことされるかもじゃん!だからやなの!!!」
「じゃあ、なおんなくてもいいんだね!しらない。」


第二場面

ほんとわ しんぱいだったのです。
え~ん、え~ん、え~んといっています。


第三場面

「あれ さっきのおんなのこ いない?
あれ?どこいっちゃったんだろう。
え~ん、え~ん、え~ん」
どうやら、ひとりぼっち。

第四場面

どうやら、一人で、びょういんにいっている。
どうやら、ゆめをみている。
むにゃむにゃ
「ぼくは、どもだちが、いない」

「おわり。どう?すごいっしょ!?」

正直、話を聞く前は、お風呂に入りたい気持ちが上回っていたのだが、終わってみると、手が赤くなるほどに拍手をしていた。

「いや~すごい!これ、今思いついたの?」

「うん!」

「文字も絵も描けるようになって、本当に良かったね!だって、もし、〇〇ちゃんが、心の中だけで思っていても、それを形にする方法がなければ、この物語は見られなかったんだもんね!」

と、少し、話が大きくなってしまったが、とにかく、次女の成長を感じると共に、この紙芝居の話も、今までの次女の経験などから構成されているのかと思ったら、感慨深かった。

それと同時に、次女をうらやましく思った。
なぜなら、最近、私は、書きたいことはあるけど、まとまらず、書き出せずにいたり、noteに載せてから、自分が考えていたほど、スキがもらえず、がっかりしていたりの日々を送っていたからだった。

でも、次女を見ていて、こうも思った。
自分が、今、書きたいものを、ただ書く!それだけ。
そして、「書いたものを、自分自身が満足していればOK!他人の評価は、気にする必要なんかない!
と、我が家の女神(次女)が、教えてくれているのではないか?と心で思いながら、、、

尊敬のまなざしで、次女を見つめていると・・・次女が言った。
題名(けっきょく、びょういんいく!おはなし)が、いちばん気に入っているんだよね~

いや~わかってますな~おぬし!
そうなんすよ~!題名(タイトル)、大事なんすよ!

私のフォローさせていただいている「ケイと」さんもおっしゃってますから~!


題名を考えるのって、実は、意外と難しいんですよね~。
でも、ここが決まると、メッセージの軸もぶれずに書ける気がする。

あとがき
この後、次女は、もう一枚、白い紙を棚から取り出し、机の上に置きっぱなしになっていた鉛筆を持って、たくさんの線を引き始めた。
「何を始めるのかな?」と思ったら、
「かしばいのよやく」=紙芝居の予約表だった。
日付と名前を書けば、いつでも貸出をしてくれるらしい。


本日も最後まで読んでくださって誠にありがとうございました。

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