【育児日記】努力で歯並びは変えられる!?曲がった前歯が真っすぐになった!娘の話
こんにちは。しぃーぺと申します。
今朝は、いらなくなった歯ブラシを使って、トイレ掃除をしました。
年末に向けて、いらなくなった歯ブラシが、大掃除で大活躍の時期になってきましたね。
さて、本日は、歯ブラシではなく、長女の歯並びの話をしたいと思います。
長女は、5歳9ヵ月頃から、予防歯列矯正歯科医院に通っています。
そこに行くときは、いつも、3人(私・長女・次女)で行きます。
◆1回目の検診(初診)
初めて行った日、長女は、診察台に上り、私と次女は、小さな椅子に座っていました。
長女の口を見て先生が言いました。
「もともと顎が小さめですね。」
だと言われました。
先生「歯並びが悪くなるのは、口や舌の使い方、習慣と大きく関係があります。歯が生えている土台、つまり「あごの骨」の大きさが原因です。そして、顎の発育には、遺伝でどうにもならない部分とそうでない部分があるんですよ。」
と言って、1枚の説明の紙を渡されました。
先生「今は、何もできる事はないので、次回、下の歯が、全部で4本抜けたら、また来てください」と言われて、その日の診察は終わりました。
会計を済ませ、自転車に乗り込むと、次女が悲しそうな表情をしていました。
私は、「どうしたの?なんか、怖かった?」と聞きました。
すると、次女は、
「私も、歯、抜けたい。診てほしかった。」と。
私 「えっ!?そっち?ようやく、乳歯が生え揃ったばかりなのに?」と、咄嗟に言ってしまいました。
次女「うん!」と言って、乳歯を引っ張りだしたので、
私 「ストップー!大丈夫。その時期になったら、自然に抜けるときが、来るからね。今は、ようやく生えてきた歯で、もぐもぐ食べてね。」と伝えました。
私は、てっきり、歯医者が怖かったのかな?と思っていたし、歯が抜けることは、私の中では、あまり良いイメージがなかった為、驚きと共に、可愛いな〜と思ってしまいました。
この頃の子にとって、歯が抜けるという事は、少しお姉さんになったことの象徴のように見えるんだな~と思いました。
◆2回目の検診(舌の訓練①)
下の乳歯が4本抜けたあたりに、2回目の検診に行きました。
最初に言われたのが、「舌の位置」でした。
通常、舌は、上にある状態が良いとされますが、娘は、口呼吸だし、舌は下にありました。
それは、グラグラしている歯を気にして、舌で押していたこともあり、それが、習慣になっていたことが原因とのことでした。
先生「今のところ、大丈夫。ただ、顎の形成時期に差し掛かっているので、遺伝とは関係ない、上あごの前部分を広げるのと、舌は、上にあるのが通常の状態なのですが、現状、下にあるので、舌を上にキープするのを毎日10秒。仕上げ磨きの後にやるようにしてください。」と言われました。
その日から、仕上げ磨きの際には、毎回、10秒「舌を上にキープする」訓練が始まりました。
最初の頃は、それをやると顎が痛い、疲れると言っていましたが、1カ月程やるうちに、痛みや違和感がなくなり、舌が上にある状態が、自然になってきました。
◆3回目の検診(舌の訓練②)
そして、最初の乳歯が抜けてから、ちょうど1年後には、上の前歯の乳歯も抜けました。
ちょうど、その頃に、3回目の検診に行きました。
結果は・・・ドキドキ。
先生「うん。だいぶ、舌が上にあることが習慣づいてきたので、次は、”口を大きく開けて舌を上あごにつけて10秒”をするようにして、舌の訓練をしてください」と言われました。
先生「次回は、3か月後の12月頃に来てください。」と言われて、次の予約をして帰りました。
こちらも、とっても真面目に取り組みました。
◆4回目の検診(イーごっくん)
4回目になる12月の検診日が来ました。
先生「うんうん!いいね!舌の位置も上にあるのが普通になって来たし、遺伝とは関係ない部分の上顎も広がってきた。」と言われました。
そして、次の課題が出されました。
先生「じゃあ、次は、モノを飲み込むときに、乳児期の母乳を飲む癖で、舌が歯のすき間から出てしまい、それが、毎日続くと、歯並びに大きな影響を与える」と言われました。
先生「そのため、今日からは、”イーの口をしながら、舌が出ないようにしながら、つばを飲み込む練習を1日3回以上”してください。」と言われました。
すると、次女が私もできるかも!?と思ったのか、先生の方に顔を向けて、「イーしながらごっくん!」をアピールしに行きました(笑)
そして、「問題なし!」と言われて、とても満足そうにしていました。
先生「一旦、1か月後にもう一度診せに来てください」と言われて、帰りました。
そして、「イーごっくん」練習が始まりました。
私もやってみましたが、これがなかなか難しいんです。
唾液が無いし・・・飲み込もうとすると、つい舌が出ようと前に行ってしまいます。
それでも、長女は、唾液を絞り出して、毎日3回以上の練習をしました。
◆5回目の検診(割り箸訓練)
そして、1月の検診日が来ました。
先生「舌の使い方は、GOOD!舌の筋肉もついてきたし、いいね。」
私は、それを聞いてほっとしたのもつかの間・・・またまた、次の課題が出されました。
それは、私も気になっていたのですが、「前歯が片方、奥に傾いているという事」を指摘されました。
それを治すため、次に行ったのは、割りばしを使った特訓でした。
その方法は、「割りばしの太い方を、上の前歯の裏にくっつくようにして、娘の下唇に対して、私が斜め45度に割りばしを持って、その状態で、数回噛むという」原始的な方法でした。
つまり、割りばしで前歯を押す作戦?のようでした。
これもまた、生真面目な娘は、毎晩、夜の仕上げ歯磨きの後にやりました。
時々、私の斜めの角度がきつくなると、
「痛い!もう少し優しく持って!」とか言われながらも、私も、娘の前歯がまっすぐになることを願って、毎日続けました。
◆6回目の検診(イーごっくん)
そして、検診結果の日が来ました。
先生「割りばし訓練の効果がで出てる!曲がってた前歯もまっすぐになったし、矯正が必要になるかもしれないと思っていたのに、よく頑張りましたね。」と褒めてもらいました。
なんと、見事に前歯はまっすぐなり、上前歯4本は、顎の発達と共に、綺麗に収まりました!
長女も満面の笑みで、私を見つめました。
「いやいや、本当に、毎日頑張っていたもんね!」と讃えました。
その日の最後には、もう一度先生が、「舌の筋肉もしっかりついてきたし、「割りばし体操」もよく頑張ったね!」と言ってくれました。
ただ、最後、「念のため、もう少し、イーごっくんを1日2回で継続して、次回は、3か月後、また来てください。」と言われました。
◆7回目の検診(卒業)
そして、検診日「イーごっくんも卒業でOK!次回は、次の8本が抜けてから、また見よう!」と言って、半年以上先の予約をして帰りました。
娘の頑張りで、遂に、第一段階は突破しました。
どうか、このまま、努力によって、すべての歯が入ることを願うばかりです。
そして、3年前に、「歯、抜けたい!」と、生えたての乳歯を引っ張っていた次女は、小学1年生になりました。
遂に、初めての下の乳歯が抜けました!
実際に、抜けて最初にとった行動は・・・
懐中電灯で、
歯を照らして、
歯を裏返し、
「穴があいてますね〜」
と、じっくり観察してました🤣
こちらは、どうなる事やら。
いずれにしても、矯正器具などを付けずに、小学生の頃から、正しい舌の使い方、呼吸の仕方、噛む力などの良い習慣を身に付けておくことは、とっても大事だと思いました。
※なお、こちらは、あくまでも娘の場合です。ご自身で行う場合には、必ず専門医の指示に従ってやるようにしてください。
本日も、最後まで読んでくださって、誠にありがとうございました。