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夢をあきらめないで


例え他人にとっていかに大事であろうとも、
(自分ではない)他人の目的のために
自分のつとめを捨て去ってはならぬ。
自分の目的を熟知して、自分のつとめに専念せよ。

お釈迦様

お釈迦様の言葉であるように、自分でやりたい事や目的があるのであれば、それは他人に遠慮せずに貫いて良いと思います。むしろそうしなければいけない。遠慮することは全くないのです。



百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進む

お釈迦様

竿頭とは高い竿のてっぺんという意味です。
これ以上先がない高い竿のてっぺんからさらに一歩進みなさいという意味の言葉です。
「自分は高い棒のてっぺんにたどり着いた、そう奢ってはいけない。その頂上に止まっていてはいけないよ。」
という事を教えた言葉です。
どんな仕事も、どんな勉強も舐めてはいけません。
どんなに自分ができていると思っている仕事も上を見たらきりがありません。
もし自分が仕事とは別にやりたいことがあるのであれば、一人でもいいので自分の信頼できる上司にそのことを話したらいいと思います。

「実は私は来年留学しようと思っているんです。留学するため、資金を集めるため、周りの人の勧めもあって就職したんですが、そんな思いで就職したことに対して後ろめたい気持ちがあるんです。ですがそんな気持ちのままではいけないと思っています。留学したい気持ちは変わらないけど、この会社にいさせてもらえる間は精一杯働きます。こんな自分でも置いていただけますか。」

自分自身が笑顔で仕事ができない原因になっているのであれば、正直に誰かに話してみるのも一つの手です。
今やっていることが自分のやりたい事ではないかもしれない。ですが、働くことで自分に足りないスキルが分かる。だから、ただ授業を聞いているだけよりもっと真剣に学ぼうとする、そういう姿勢のある人しかとりませんよというのが会社の、学校の姿勢なんです。

会社には3人の人がいます。

いてもいなくてもいい人
絶対にいてほしい人
いらない人

わずか1年でも2年でもいい、絶対にいて欲しい人になることです。
利益になるまでにならなくても、自分が辞めた後にでも自分がいたことによって会社に対して一歩進めて何かを貢献して、この会社に面倒を見ていただいたこと、期待をかけていただいたことの恩返しをしていくぞ。そういう気持ちを、姿勢を絶対に忘れないことが大切です。

自分の夢、本当にやりたいことがあるのであれば、それは貫いてやるべきです。ただ、その先を見据えて今やっていることがあるのであれば、そこではそこで精一杯働くべきです。


この自分のけじめをきちんと持って働いたならばそれは決してずるいことではありません。罪悪感を感じることは全くないです。


夢や希望に向かって頑張ろうとしている自分がいるのは素晴らしいことです。残された時間の中で自分に何ができるかを真剣に考え、
もし心苦しいのであれば会社の人、信頼できる人に精一杯ぶつけたのであればきっと、相手も、会社の方もわかって下さると思います。

なめた仕事をしていては、新しいこともなめたことしかできません。
一生懸命仕事をしたらその先の学びも一生懸命学びになり、そしていつか、今やっていることが本当に良かったと思える結果につながると思います。
是非、大きな気持ちをもって、夢を貫いてください🙏





「私もまさにその問題で悩んでいました!」「勇気づけられました」「心に染みます」「本当に共感できる」多くの喜びの声。
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