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発達障害と"2人で"向き合う/長期戦のはじまり

私はたぶん「グレーゾーン」という言葉を楽観的に捉えすぎていた。
「ちょっとだけズレている人」、そんな認識だった。

だから「愛の力があれば!」とか「二人でなら乗り越えられる!」と。
つまり、舐めていたのだ。
現実はそんなに甘くなかった。

でも話し合いを重ねるごとにちょっとずつ彼のことがわかってくる。これを積み重ねて対処方を考える、これしか方法はないんだと思う。

話は変わるが、彼との喧嘩中言われて困ることがいくつかある。思いつく限りざっと並べてみる。

・俺面倒くさいでしょ
・幼稚でしょ
・こんなんだからみんな離れていくんだよ(2度不倫され離婚経験あり)
・普通の人がいいでしょ
・りん(私)も俺のこと嫌になったでしょ
・離れたいんでしょ
・俺が死ねばいいってことでしょ

※実際は方言強めですが家バレ防止の為標準語に変換

書き出すと顕著だが、こちらへの決めつけ発言が多い。私はすぐに「そんなこと一言も言ってないよ」「思ってないよ」と否定する。私に否定して欲しくてあえて言っているのだろうか?「そんなことない」と言われて安心したいのだろうか。私の気持ちを確かめてるのだろうか。はたまたそこまで考えてないのかもしれない。
おそらく人を信じるのが怖いのだ。また裏切られ、傷つけられる前に自分から突き放してしまうのだろう(後日、彼に聞いたらその通りだと言っていた)。私も裏切られた経験があるので気持ちはわかる。
それと同時に過去のことをよく話に出す。彼はトラウマがあると言う。「前の人(元奥さん)には〜〜って言われた」と言われることもしばしば。
これにはつい反射で、「だから何?今は私といるじゃん」と返してしまった。少し寂しい気持ちになってしまってつい感情的になってしまった。これでもできるだけ感情的な発言はしないように努めている。たたでさえゆっくり一歩ずつ慎重に話進めているのだ。こちらが感情的になってしまうと水の泡になってしまう。
正直少し意地悪を言ってしまいたくなる時もある。つい声が大きくなってしまうこともある。そうなると焦って、すぐに謝罪して訂正する。だから神経がめちゃくちゃすり減る。言葉選びを慎重にしないとならない。

彼と向き合うと同時に、自分のメンテナンスも大事にしないと身も心も持たないな…と思った。この先は長期戦になるから、私が自分とも上手く付き合っていかないと。私が壊れたら元も子もない。
彼も自分のことよりも、このまま一緒にいたら私のメンタルが壊れないかを心配してくれた。

そんなとき「どうせ時間もかかるのだから、気長にのんびりやっていこう」と頭の中で唱えて落ち着かせる。決して焦らない。それに猫たちと戯れていると不思議と気持ちも浄化される。
熱りが落ち着いてこう振り返ると、私はこの苦悩もなんだかんだ楽しんでいるのかもしれないと思う。使ったことのない脳みそを生まれて初めて使っている感覚。未知なことばかりで、新鮮で、不思議な気持ちだ。世の中まだまだ知らないことばかりだ。新しいことを知るのは楽しい、それに大切な人だから、ちょっとずつでも知っていけることが嬉しい。

noteに書き出し、いいねをいただき、コメントをいただくことも、とても気持ちが楽になる。感情をアウトプットし整理するだけでもとても気持ちが落ち着く。いつもありがとうございます。

では、また。



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