3人の父親がいる波乱万丈な私の家族の話②
(①の続きから)
当時私は大学受験の真っ最中。とにかく必死に勉強した。私は私立文系に進学することを目指し、難関大学はようやくA判定を安定して取れるようになった頃だった。
その日の夜も部屋で黙々と勉強していた。突然「コンコン」とノックされた。入ってきたのは姉だった。
「りん、今少しいい?すごく良いことがあったの!!!りんも絶対喜ぶよ!!なんだと思う?」と、目を輝かせて姉はそう言った。なんだろう?私は「えーなんだろう」と言いながら思いつく限りの「良い事」を姉と同じく目をキラキ