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004:お菓子の裏にある小ネタを書くシゴト

さくらは、今日も文章を書いていた。

文書を書く。

この響きはとても素敵だと、私は思う。

文章を書いてお金を稼いでいる。

同級生はアルバイトなどはしている子もいるが、文章を書いてお金を得ているというと驚かれる。

大抵の子はこの話をすると、反応はある程度分かれる。
1つは、「書いて稼げるのすごいね、才能あるじゃん」という文章のスキルに関する話。あとは才能を褒めてくる子だ。

ただ才能を褒めるというのも、真面目にでなく、ノリに近い。だから真に受けてはいけないと思うのだけど、それでも嬉しい。

2つ目は、「私もやりたい、紹介して」という、このシゴトをやりたいという子だ。こちらも先と同様で、真面目にやりたいのでなく「楽そうに見えるシゴト」をやりたいのだという感じる。

3つ目は、「何書いているのか、見せて!」など詳細を聞いてくるパターン。同級生よりも、年配者、親、先生などが多い。とはいえ、先生には言ってないのだけどね。親には話している。最初はいぶかしがられたのだけど。

ただ、こういうと怒られるのかもしれないが、作品を出して小説のように読んでもらうシゴトではない。作品といって誇りたいかというと私の中では誇りというよりも、ゲーム感覚に近い。

だけど、ネタに困ることも多いし、何より締め切りもシビア。たまたま両親のつてで話をもらっただけなんだけどね。ゲームというと真剣ではないと思うかもしれないけど、必死にやっている。楽しい。それがうまく伝わるといいけど、難しいみたい。

私のシゴトは、「お菓子の小袋」などの裏に書かれた雑学、トリビア、小ネタを書く。クイズというのもあるけど、そういうものを書くシゴトというわけだ。

文章を書くことで稼ぐことを覚えた私。今後も書くということをおシゴトにしてやっていきたいと思う。けれど、高校にある文芸部とかには興味が湧かないので、「書く」といっても色々あるんだよなあと思いながら。

P.S.
私のシゴトを体験したい向けにゲームを作りました。良ければ遊んでみてね!https://websim.ai/@readmaster/okasi-koneta-kaku

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