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スケッチノートで脳を活性化させる
スケッチノートとは
たのしいスケッチノート(櫻田潤 著 ビー・エヌ・エヌ新社)を読んだ。
著者によると、「スケッチノート」というテクニックは、インフォグラフィックとグラフィックレコーディングの間にあるようなもので、インフォグラフィックほど手がかかるものではなく、グラフィックレコーディング程即興性が求められるものでもないという整理がされていた。
以前からインフォグラフィックにもグラフィックレコーディングにも興味があったのだけれど、なかなか手を出せないでいたところに、偶然にも図書館でこの本を見つけた。
書いてあることはいたってシンプルだったが、本書で紹介されていたスケッチノートを構成する基本構造は
①内容(対象と切り口)
②表現(レイアウトとパーツ)
を決めて、文字やイラストで自分が考えているテーマ(読んだ本や興味を持っているテーマなど)を整理していこうというものだ。
実際のイメージ
例えば、以下は本書でも紹介されていたが、「私の偏愛マップ」というテーマで描いてみた私の整理だ。
これをやりながら、自分の脳のいろいろな部分が活性化されているような感覚を覚えた。
絵や色、文字といった情報を同時に扱うことで、脳が活性化されるといったことは、以前にマインドマップの講習を受けた時にも教わったが、改めてそうした感覚を持った。
最初から絵を描くことを意識し過ぎてしまうと、気負ってしまってなかなかペンが進まないと思うが、絵はあくまで情報をよりビビッドに伝える、あるいは自分の記憶に残すためのツールだと割り切ってしまえば、それほど気になることはない。
本書でも書かれているとおり、まずは自分のノート代わりにこの手法を使っていって、ある程度習熟してきたらグラフィックレコーディングやインフォグラフィックにチャレンジしていけるとよいのだろう。
ちなみに今回私が使ったツールはA4コピー用紙と、プラマンの黒・青マーカーの2本。他にも色を足していけばさらにカラフルなものになると思う。
関連しそうな思考ツール、参考書籍
他に関連しそうなツールとしては、以下が思い付いた。マインドマップは以前に講習も受けたことがあるが、今一つ思ったように描けなくてなかなか使いこなせていない。
ビジュアルシンキングも参考になったが、ちょっと情報量が豊富過ぎて、過食気味になってしまった。
個人的には今回見つけたこのスケッチノートが一番しっくりくる気がしている。
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