偶然に点と点が繋がるのではなく、はじめから線を意識して点に取り組もう!!
点と点が繋がって線になりました
という言葉を良く聞くことがあると
思います。
偶然に点と点が繋がるのではなく、
はじめから線を意識して
点である行動に向き合っていく
事が大切です。
組織のチームワークであったり
仕事の分業制であったり
点を意識するか線を意識するかで
大きく結果は違ってきます。
田舎問題の解決においても、
僕自身、線として繋がるような
情報発信を心がけています。
点が線になるとは??
わかりやすいのは仕事の分業制です。
例えば、ケーキを1つ作ってお客様に
お渡しすることを例に挙げてみましょう。
(例)ケーキを商品として売る
まず、ケーキのレシピを考える人がいる。
スポンジケーキを焼く職人がいる。
スポンジをスライスして生クリームや
フルーツを挟んで土台を作る職人がいる。
土台全体にクリームを塗って、飾り絞りを
して、フルーツを飾る職人がいる。
それを1個売りのためにカットして
1個ずつフィルムを巻いて、グラシン紙に
のせる作業をする人がいる。
出来上がったケーキを販売する販売員さんが
いて、やっとお客様にケーキが届くわけです。
1つ1つの分業が線になって、ひとつの商品が
完成するわけです。
点が線になる考えは色々な事に当てはまる!
この、点が線になる考えというのは
日常のあらゆる事に当てはまります。
仕事の分業制であったり、
プロジェクト運営、会社経営、
そういったビジネスシーンでの
こととは限りません。
僕がテーマにしている田舎問題の解決
においても同じことが言えます。
田舎問題で考えてみる
田舎の過疎化、空家問題、非耕作地問題、
放置山林竹林問題、害獣問題、
田舎でのあらゆる問題は全て線で
繋がっています。
過疎化が進んで、空家や非耕作地が
増えるわけですし、放置山林や竹林が
増えるわけです。
山林や竹林が増えるから、害獣が
人里へ降りてきて田畑を荒らすわけです。
害獣被害が増えたり、放置山林竹林に
よって日当たりが悪いので、なおさら
非耕作地を開拓して農業をしようと
思う人はいなくなるのです。
全ての個別の問題は、密接に関連しています。
1つ1つの問題に取り組むことはとても
重要ですが、関連する問題にも意識を持って
個別の問題に取り組むことが重要です。
全ての事に当てはまる
この線で考えるということは
日常全ての行動において役立ちます。
言い換えると、
物事の全体像を捉えるということです。
日常で起きる問題は、それだけを解決しても
根本的な解決にならない場合が多いです。
また、その根本的な問題を解決せず
表面的な問題解決に取り組むことは
無限ループに落ち入る可能性があるので
気をつけてください。
そして、この線で考えるという思考は
日常生活にも色々と使えます。
日常生活にも使える線の考え!
例えば、子育てにおいて
子供が学校に行きたくない!と
駄々をこねた場合。
学校に行きたくない!には必ず理由が
あるわけです。その理由を解決しないと
その日、1日学校を休んでも解決しない
可能性があります。
体調が悪くてしんどいから、今日は
学校へ行きたくない。のパターン。
勉強が嫌いだから学校に行きたくない
というパターン。
誰かにいじめられていて、学校に
行きたくないというパターン。
根本的な問題を解決しないと
子供の学校に行きたくないは
無くなりません。
まとめ
簡単な例え話をあげると
そんなことわかってます!と
理解はしてもらえるのですが、
実は、日常のいろんなことは
こういった線で考えることで
解決が早まることがほとんどです。
日々、点と点が繋がって線になる
ということを強く意識して
偶然に繋がるのではなく、意識的に
物事は線であるということを
考えて生活をしてみましょう。
「言われたことしかしないね」と
親や上司に言われた経験が
ある人は、少し強く意識することを
お勧めします。
僕の記事が、皆さんのお役に
少しでも立てれば幸いです。