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非耕作地が非耕作地たる所以、安易に買ったり借りたりしない方がいい理由とその対策

田舎で問題になっている非耕作地の増加。

田舎移住する人の中には、
非耕作地を買って(もしくは借りて)、
農業を始めようという考えの人も
多いのではないでしょうか。

理由は安いからですよね。
場合によっては無償で借りられます。

非耕作地になるには
やはり、それなりの理由がある
ので
安易に買ったり、借りたりしないほうが
いいので気をつけてください。

理由は1つシンプルです。

条件の悪い場所から非耕作地になっていく

ということです。
当たり前と言えば、当たり前です。

条件の良い田畑は、
すぐに買い手や借り手がついて
非耕作地にはならないです。

非耕作地になるということは
そこには農家さんが敬遠する理由が
何かあるはずですので
十分に注意しましょう。

非耕作地を選ぶ時の3つのポイント

1、区画整理された田畑かどうか

つまりは、形が整っている(四角)
かどうかということです。
農業機械で効率よく作業できるかどうかで
生産性は大きく変わるのでチェックしておくべき
ポイントです。

2、アクセスは良いかどうか

車で田畑まで直接乗り付けられるのがベストです。

もし、それができない場合は
どのくらいの規模の農業機械が入れるかどうか。

田畑まで段差や傾斜は多くないか。
収穫時の運搬作業は段差や傾斜の規模で
大きく左右されます。

3、日当たり、水源は確保できるか

放置されたことにより、周辺の山も放置、
水路も放置されることになります。

山が使われ間伐されていた頃とは
日当たりの条件が変わっています。
周囲の山や竹林の状況を確認しましょう。

水路が埋まっていたり、池が埋まっていたり
していないか確認をしましょう。

まとめ

少なくとも非耕作地になるということは
最低でも1つはデメリットがあると思っていいです。

妥協できるかどうかは皆さんが
農業としてやるのか、趣味程度にやるのか
によっても変わります。

作る物を決めている場合と、
条件に合わせて作る物を変えていい場合でも
条件は変わりますし、
皆さんの状況に合わせて、僕が紹介した
ポイントに注意しながら
参考にしてもらえたら嬉しいです。

田舎問題に取り組んでいる個人的な立場では
非耕作地を活用することは
いいことだと思います。

ただ、続かなければ
また非耕作地に戻ってしまいます。

移住した方の足枷になってしまうのも
望まないので、田舎問題の現状を隠さず
発信しています。

僕の記事が皆さんの田舎移住の
参考になれば幸いです。


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