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小麦粉(グルテン)が体に負担をかけるわけ

写真は『奈良祥楽(しょうがく)』さんの、米粉のロールケーキ。
オンラインで買えます。



人間の歴史を紐解くと、人が最初に食べたものは木の実や果実でした。
そのあとに、狩猟技術を手にして魚や肉、
さらに後に、育てる技術を手にして麦や米。

麦や米などの炭水化物よりも先に、魚や肉などのたんぱく質を食べ始めました。
だから、人間の胃は、先にたんぱく質を消化することを覚え、
最後に炭水化物を消化することを覚えたのです。

なので、今も胃は最後に炭水化物の消化します。
つまり、炭水化物の消化には、時間がかかるのです。

その炭水化物の中でも、最も消化がかかるのが、小麦粉に含まれるグルテンという物質。
パンやラーメンの、あのもっちりの正体です。(もっちり、美味しいですよね…)

この、もっちり。実は、一番消化に時間がかかります。

現在日本で流通している小麦粉のほとんどは、
アメリカなどで品種改良され、よりグルテンが強化されたものため、
余計に消化に時間がかかり、胃の負担になるのです。

同じもっちりの餅やお団子も、消化に時間がかかります。(追記)

ですので、小麦粉をやめなくても、少なくするだけで、
少しは体・胃への負担を減らすことができます。

私のように一年以上喉のつかえが取れないというわけではなく、
胃がもたれる、なんかだるいという方は、
小麦粉量を減らすことで、変わることがあります。

よほど切羽詰まっていないと、苦行ですが、
1週間でも、完全にやめたほうが効果は実感できるかと思います。

ご参考まで。

お読みくださり、ありがとうございました♪









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