気づいてますか?おひとり様には当てはまらない老後2000万円問題
気づいてますか?おひとり様には当てはまらない老後2000万円問題
年金が危ない、老後2000万円不足する。
色々将来に不安なことが頭をよぎります。
この老後2000万円問題が出て、早4年が経っていることにお気づきでしょうか。何が今更ではありますが、確認したところ、令和元年の金融審議会の報告書によるものでした。そしてこの2000万円不足の前提条件は、会社勤めをしていた夫が65歳で、妻が60歳以上のと専業主婦だった二人世帯の30年間となっているのです。
今やおひとり様が言われるようにもなりました。
そしてこの報告書でも挙げられてますが、65歳以上でも元気に仕事を続けている方が多くなり、それを後押しするようにもなってきています。もちろん働かざるおえないこともあるでしょう、しかし元気に働けるうちは働くことは生きがい、社会とのつながりにもなります。
またこの報告書の不思議に思うところに、先のように夫婦の無職世帯となっておきながら、勤め先収入、事業収入があること(10頁)さらに、支出も見ると、夫婦で65000円の食費、通信費が約2万7000円、教養娯楽費に25,000円も見積もっているのだ。本当に平均的な日本の生活者をモデルにしたのかと思えてならない。このモデルだと毎月5万円の赤字になるから、三十年間でおおよそ2000万円の不足とのことでした。
マイナス、不足を言うのはこのように赤字にする要素を作れば何とでもなります。しかし、貯蓄する努力も必要であるが、内容の本質をまずは自分の生活と照らして参考になるかの目線は今後益々必要になるでしょう。
この発表があったからこそ、自助努力は資産形成なども言われるようになってきて、今まで年金おちいいです。こちらはにで生活できたのがそうではなくなる時代がきましたということが言いたかったのでしょう。
食費や光熱費、教養娯楽費等、まずは自分の生活はいくらか確認すること。
この報告書から一人歩きしたほどの2000万円問題は、平均年齢も三十年間とみていますから、男性は95歳、女性は90歳です。どちらかというと女性のほうが平気寿命は長いですから、本当に掛け算の数字のマジックであることを本当は多くの金融の専門家は気づいていたのでしょう。
しかし、不安を煽るのは、興味を持ってもらうことにはなるのでしょう。
ただこの報告書の中で盛んに信頼できる金融アドバイザーをここに持つことを推薦しています。人生の節目に迷わないよう、困らないよう、早めに考えること。しかしその前には洗い出しが必要です。
人生の節目を迎える時、生活はお金だけではなく、からだと心の健康も必要です。
ご自身にとって何が必要か、数字だけでびっくりせず、自分にあてはまるのかを考えることは何にも増して必要です。
このレポートでも言っていること大切こことは『見える化』、洗い出しが必要です。
いろいろなことを聞いて知って、考えて、悩んだときは相談しませんか?
企業組合リ・そうるけあは心の声、生活のこと、一緒に考えて人生の最後までをあなたらしく生活するためのサポートをいたします。
(参照)
金融庁 金融審議会 市場ワーキンググループ報告書「高齢化社会における資産形成・管理」 平成元年6月3日報告 https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf (2023年12月2日閲覧)
企業組合リ・そうるけあ
代表理事 高山和 たかやまあい