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ワクチン訴訟さらにまた1件 接種後に体調不良で国やファイザーに損害賠償求め提訴

新型コロナワクチン接種後、体調不良などが続いているとして岡山県の女性が国や製薬会社などに損害賠償を求める訴えを起こした。

原告は、岡山県内に住む50代の女性で、2年あまり全身の倦怠感や皮膚炎に苦しんでいる。

訴状によると、女性は2022年2月、ファイザーの新型コロナワクチンを3回接種した後、発熱や倦怠感などといった体調不良や、さらに水ぶくれを伴う、あせものような症状が、現在も続いている。

原告側は、「ワクチンと症状には明らかな因果関係があり、国がワクチン接種を進めたこと自体に問題や責任がある」として、訴えている。

また、当時働いていた会社の社長から、接種を強要されたことを受けて、自己決定権の侵害も主張している。

その上で、国やファイザーに対し治療費や休業損害、会社に対し慰謝料など、合わせて損害賠償金、1300万円余りを求めている。

今回の訴訟では、高知大学の佐野栄紀特任教授も協力。

彼は、皮膚科の専門医でもあり、この彼女の診断にも携わった。

女性の皮膚患部からは、ワクチン由来と見られる「スパイクタンパク」が長期にわたって検出され、これが体調不良や皮膚炎の原因となっていると考えている。

原告側の女性は、「接種前の私の体は戻ってきません。責任を取ってほしい。」と訴えている。

また、彼女は、実母と二人で暮らしており、「本来自分が面倒を見る立場なのに申し訳ない」とも話している。

原告の代理人弁護士によると、裁判ではワクチンの有害性も立証していく方針とのことだ。

賠償請求を求めたワクチン訴訟は、各地で起こっているが裁判で有害性を立証するというのは、今回が初となる。

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