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トランプ大統領が脱退表明 WHO、再考求め食い下がらず

アメリカのトランプ新大統領はWHO=世界保健機関から脱退すると表明し、大統領令に署名した。

これを受け、WHOは21日、トランプの決定は「遺憾」だとして再考を求める声明を発表した。

声明では「WHOと米国は数え切れないほどの命を救い、米国民と世界の人々を健康上の脅威から守ってきた」、「米国が考え直すことを願っている。(再考に向けた)建設的な協議を期待している」と説明した。

脱退に至った経緯として、元々、WHOについて、トランプは1期目の政権時に新型コロナウイルスをめぐる対応が中国寄りだと批判し、脱退する意向を国連に通知していたが、バイデン前大統領が就任初日にこの方針を撤回していた。

しかし、この度20日、トランプが大統領へと就任したため脱退する運びとなった。

根本的な脱退の理由としては、トランプは、「中国の武漢で発生したcovid-19(新型コロナウイルス感染症)など世界的な健康危機に対する対応の誤り、喫緊の改革の断行失敗、WHO加盟国の不適切な政治的干渉からの独立を示せない無能ぶり」と強調している。

彼の有言即実行力、決断力、判断力については素直に評価したいところだ。

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