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水族館・動物園の楽しみ方




はじめに


僕なりの「水族館・動物園の楽しみ方」について書く。
ポイントは「①楽に観ること」と「②感じて行動に移すこと」だと考える。

①楽に観る

水族館や動物園で感じるストレスとしては、人混みに酔う、人が多くて見たい展示が見られない、並ぶ必要がある、といった人の多さに起因するものがある。僕自身も、好きな場所であるにも関わらず、混雑していると、うんざりして全く見る気にならない。せっかく来たのに、嫌な思い出になってしまう。

そこで、徹底的に人込みを避けることが必要となる。

その方法の一つが、閉館間際に行くことだ。

ふつう園館は夕方ごろ、閉園・閉館時間の1時間前に入場を締め切る。締め切り時刻の直前に入場すれば、自分の後ろに人はいない。後ろを気にせず、ゆっくり見られるわけだ。ただし、1時間後に閉園・閉館するので、長居はできない。また、日中に行われるイベントを観覧することはできない。

短時間の滞在だが、年パスを買えばもったいなくないし、また別の日に来ることもできる。そう思えば、観覧ルートを無視して気ままに見たいところだけを見ることもできる。

そして、疲れる前に帰れる。

もう一つの人込みを避ける方法は、人気な生き物(アイドルのような生き物)、人気なイベント(特にショー)を避けることだ。そういった人が集まりやすいものを観るのは、平日など空いているときだけにする。

もしお目当ての生き物が人気な生き物であるなら、色んな時間帯に行き、よく見れて混雑しないベストな時間帯を見つけておくのが良い。

一方で、人気度が高くない展示を好きになることも得策だ。ただ、そのためには楽しみ方を見つける必要がある。


そこで、次のポイントは、水族館・動物園の展示をより奥深く楽しめるように、「感じて行動に移すこと」である。


②感じて行動に移す


展示を見た時に感じることは、きれい、美しい、かわいい、気持ち悪い、大きい、迫力がある、というようなことだ。

そう感じるなら、そう感じた後に、何かアクションを取ってみよう。

「なぜだろう」という科学的好奇心や、感動を形にして残したいという欲求は、アクションにつながる。そしてそれが、趣味になる。

例えば、以下のようなことをしてみる。

感じたことを形にする。溢れ出る感情を何かにとどめる。

  • 写真を撮って記録する

  • 生き物の絵を描く

  • 言葉にして人に伝える

  • 文章にして記録する(読み返す)

  • 好きな生き物の写真と解説を組み合わせたオリジナルの図鑑を作る

  • テーマを決めて写真を撮り写真集を作る

  • 写真や絵で感情を表現する

  • 自分の理想の展示を考える



探求する。

  • なぜだろうと疑問に思ったことを調べる

  • 展示の文章をよく読む

  • 関連する本を読む


特に、

  • 多様性の理由について

  • 進化の理由について

  • 生き物と周りの環境、例えば生き物以外の部分や植物との関わりについ

  • 生態系というシステムにおける化学的、物理的、生物的作用について

調べてみる。

何かに対して良いと感じたその感情は、自分により強く印象付けて、大切に扱うのがよい。

そうすると、展示を見る際に気が付くことが増え、楽しみ方に奥行きができる。何度も訪問したくなる。


さいごに


何度も訪れたくなるような楽しみの見つけ方について書いた。
自分なりの楽しみ方を見つけることは、感性を磨くことでもある。

水族館・動物園の年パスは非常にコスパが良くて、年に3~4回の訪問で元が取れる。つまり、それ以上の訪問はタダも同然だ。

何度も訪れる理由があれば、お金のかからない趣味になる。


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