苦くない本格カフェラテを手軽に自宅で作る
目指した味
苦くないまろやかな口当たりのカフェラテが大好きだ。カフェラテを飲む理由は、軽い目覚ましのためと、おいしいラテを飲んで一息つきたいため。
好みの味は、セブンイレブンのカフェラテ。コーヒーの風味を楽しめて、でも苦すぎないのが良い。すぐ手に入るため、ほぼ毎日飲んでいた。
でも、お金を節約したい、自宅で簡単に飲みたいという思いが次第に強くなり、ついに自分で作ることにした。「苦くない本格カフェラテをできるだけ簡単に作ること」を目標にした。その結果、コーヒーが全くの初心者である自分でも、意外と簡単に満足いくレベルの味に到達したので、その方法を紹介したい。
準備するもの
エスプレッソマシン、豆、ミル、牛乳、計量カップ、スプーン、コップ。
エスプレッソマシン
少し高いけどこれでほぼ解決。
コーヒー豆
BLUE BOTTLE COFFEEのHayes Valley Espresso(ヘイズバレー・エスプレッソ)。お店で飲んだ全く苦みのないカフェラテが忘れられず、店員さんに聞いて、同じ豆を使うようになった。好きな味があればお店で聞くのが良い。ネットでも購入できる。
豆は、空気に触れて酸化するのを防ぐために、容器に入れて保管している。
ミル
コーヒー豆を砕いて粉にするのに使う。電動と手動のものがある。僕は手間をかけたくないので電動を使っている。コーヒー豆の香りを楽しみたい、またキャンプ中などにゆっくり作業をしたいという人は手動がよい。
電動ミル
現在使っている電動ミル。粗さの調整ができる。7回に1回くらいの頻度で充電している。
手動ミル
カッコいい。シックな見た目。粗さの調整の仕方までアナログ。気に入っていたが、手間がかかってしまうので、電動に買い替えた。
掃除ブラシ
電動ミルにも手動ミルにも使えるお掃除用ブラシ。
手順
電動ミルで豆を挽く。その間に牛乳の準備とマシンの起動。マシンの操作は説明書通りでOK。豆が挽けたらマシンにセット。スチームミルクを作る。コーヒーを入れて、スチームミルクと混ぜる。後片付け。
テキパキやれば片付けを含めて5分程度。さほど手間ではない。
スチームミルクの作り方は少しコツがいるので、ネットで調べた。うまく作れるようになるまで少し時間がかかり、5杯目くらいでようやく理想の味に到達できた。
1年で元が取れる
マシンの購入分20,000円の元を取るのにどれくらいかかるかを計算してみた。
まず、自炊する場合とセブンイレブンのホットカフェラテを購入する場合とを比較する。
自炊の場合、豆は一袋で内容量200gなので、1杯10gとすると20杯分。一袋約2,000円なので、1杯100円。(牛乳の費用=10円程度は無視)
購入の場合、セブンイレブンのホットカフェラテが1杯200円(Rは税込み190円、Lは税込み250円)とする。
1杯あたり100円のコスト削減となる。
マシンは20,000円程度なので、200杯飲めば元が取れる。週4回飲む場合、50週、12.5か月、つまり約1年で元が取れる。いずれマシンが壊れる可能性がある点はマイナスだが、自宅で飲める利便性はプラスと考える。
意外な効果
やってみて気が付いた副次的な効果を紹介する。
コーヒー豆を出すと部屋に良い香りが広がる。
豆の残りカスは冷蔵庫の脱臭剤として利用できる。
味が安定しないことが意外と楽しい。今日は少し苦め目とか。まろやか目とか。
マシンやミル、豆の保存容器がおしゃれで良いインテリアになる。
おいしいカフェラテが飲める機会ができたので、出先でカフェラテを買い控えるようになり、節約になる。
まとめ
苦くない本格的なカフェラテを自宅で飲むためには、物をそろえること、少し練習すること、消耗する材料を購入すること、1杯あたり5分の手間をかけること、が必要。
でも、結果的にかなりおいしいカフェラテを作れるようになったので、大満足だった。