【注意】めちゃくちゃだったハイエナマーケティングの話
ビジネスである程度うまく行き出すと多方面から問い合わせが来ます。
実際、すでに問い合わせや色々なビジネスのお誘いが来る人もいるでしょう。
問い合わせの中には良い話ももちろんあります。しかし、中にはあくどい話も結構あります。てか、僕の経験上は蔓延している印象があります。
この記事では実際に僕の経験を元にめちゃくちゃだったハイエナマーケティングの実体験談をお伝えします。
キッカケは1通のDM
大体、仕事の話はDMから来ることが多いです。X（旧Twitter）やInstagram、HPの問い合わせなど。
実際、XやInstagramはどう考えても怪しいプロモーションの話とか結構来ます。
InstagramにはTV出演のオファーがありましたが、実際に話を聞いてみると出演側が300万円以上を数分の出演で負担する必要があるというとんども案件でした。
そういった案件は「いかにも」って感じで早めに見切りがつくのですが、中には手の込んだ話もあります。
キッカケは僕のHPに送られてきた1通のDMでした。
そのDMには僕のKindle書やオンライン講座の内容が良かったのでイベントで登壇してくれないか？というものです。
合宿形式のイベントで、他にも色々な講師に依頼しており、その中のひとりとして僕のライティングの講座を担当してほしいとのことでした。
オンラインで話を聞くと2ヶ月先くらいにもう借りる場所も決まっていて、プロモーション計画も固まっているとのこと。
また、1日の登壇費用にしては悪くないギャラでした。
一見すると悪くない話でしたので快諾したのですが、1ヶ月前に「予定通り開催します」という連絡が来てやるもんだと思っていたら2週間前に「やっぱ中止します」とのこと。
この辺りから何やら雲行きが怪しくなります。
中止の理由は「もっとブランディングや認知を行ってから集客開始したい」というものでした。
こちらからすれば、その問題はクリアしていた上で声をかけてきたのだろうという認識でしたが、仕方がありません。
その後、主催者から別のオファーがあります。
それは「収益は折半でセミナーをしてください」という内容。
具体的には、僕がセミナー講師として内容を作って登壇し、集客は相手がやるというものでした。
これは前回の合宿が中止（延期）になったので、向こうも後ろめがたいことがあるのかと察して結局快諾しました。
しかし、、、
ハイエナマーケティングの実態
次のセミナーも結局、相手が集客に時間がないとか内容が固まらないという理由で直前に延期が決定。
あと1ヶ月後に回してしっかり集客したいとのことでした。
僕としても中途半端にはしたくなかったので、内容も再度ブラッシュアップして新しい講座を作成しました。
この工程では1円も貰っていません。
内容も相手のリクエストによるものです。僕自身はマーケティングをわかっているので別に相手に任せる必要がありませんでしたが、相手が集客するのでそれでもいいか、という判断です。
そして開催3日前になったら相手から驚愕の連絡が…
「最低興行人数に達しなかったから中止します」
なんだそれは！！
一人で発狂しそうでした。
だって、集客の時間が欲しいから延期したのにそれで「集客できませんでした」とは笑えない話ですよ。
で、振り返ってみたんですね。これまでの経由を。
最初に大きなイベントのオファー
⬇
それはただのフックで講師集め
⬇
ジョイントセミナーの依頼（費用は折半で自分には負担無し）
⬇
実際集客してみて講師の反応を見る
これ、依頼側がほとんど労力もコストもかかってない座組です。
そもそも、講師側が集客できていないなら組む理由がありますが、ある程度集客できているなら収益を折半なんて一ミリも特になりませんからね。
しかも、講師側は講座内容を作成するタスクがあるから割に合っていないわけです。
かなりあくどいハイエナマーケティングなんですよ。講師側の影響力を利用した。
百歩譲って、ものすごい影響力と集客力がある人と組むのなら別ですが、講師の影響力を使って自分も儲けようという裏があるのは要注意です。
こういった話に限って最初は「みんなを幸せにしたい」とか「稼げていない人を助けたい」といったきれい事を言うんですよね。
それなら「稼ぐためにやっています。稼ぐ正義。一緒に組もう」とかの方が逆に潔くて良い気になってきます。
あなたを儲けさせようとして近づいて来る人は誰一人いない
これは僕の経験上もそうですし、与沢翼さんも話していることですが、
あなたを儲けさせようとして近づいて来る人は誰一人としていない
という事は肝に免じておくべきです。
これをいうと
「そんな事はない」
とか
「ちょっと過剰なんじゃないのか」
って思われるかもしれませんが、事実です。
今はわからなくてもある程度影響力が付いてきたりお金を持っていたりするといつか身に沁みて理解できる日がきます。
それくらいビジネスはシビアということです。
むずかしい話になるので、軽くだけ触れますが、そもそも日本は資本主義です。市場にあるお金の総量は決まっています。
その中で富を分配するわけなので、大なり小なり競争は生まれます。
だから、人を儲けさせようというボランテイア精神の人はそもそもいないんですよね。もう人生上がってFIREとかしている人以外は。
今回、お伝えしたハイエナマーケティングの話以外にもSNSとかで「集客お手伝いします」みたいな話は全部詐欺まがいだと思った方がいいです。
だってお手伝いして何かメリットがないと、提案なんてするわけないじゃないですか。
こういった話でうまくいっている例はほぼ聞いたことがありません。
どちらかに不満の溜まっているケースがほとんどです。
だからビジネスでは集客できる人が一番えらいんです。
なぜなら、集客ができたらこういった話はすべて乗る必要がないからです。
逆に集客ができていないと自分に不利な条件でも、こういった話に乗る必要があります。
そのため、自分の影響力を磨く、ことが生き残るための唯一の方法です。
今回は僕の体験談に基づいてお話をしましたが、こういった話は結構耳にします。
やり口も情に訴えかけてきたり、一見するとこちらに得がありそうに思えたりして巧妙になってます。
でもそういった話はしっかりと吟味してください。
あなたにバリューがあるのかどうか、問いかけて判断することが大事です。
あなたを儲けさせようとして近づいて来る人は誰一人としていない
これが真理です。
参考になりましたら。
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