c/wと聞いて、coupling withとわかる人は、90年代をリアルタイムに過ごした方かと思います。略語のみならず、「カップリング曲」という概念自体がすでになくなってしまった現在ですが、あえて、そのc/w曲にフィーチャーした記事を書いてみたいと思います。
初回で取り上げたい曲は、宇多田ヒカルの「time will tell」で、デビュー曲「Automatic」のカップリング曲です。もちろん、Automaticも最高に良かったのですが、カップリングのこの曲の良さに気づいたのは、まさかの今年、2022年でした…
やはり、かなりインパクトのある曲だったようで、宇多田ヒカルのデビューに携わったとされる、プロデューサーの松尾潔氏も以下に述べています。
改めて聴いてみますと、メロディや歌唱力もそうなんですが、何といっても、歌詞の凄さに驚かされます。
時間が経てばわかるけど、「ずるい」近道はないー
15歳とは思えない洗練されたフレーズのあとに、「ずるい」という3文字で15歳らしさをちらつかせる…
ぜひ、一度は聴いてみていただきたい曲です。
東京生まれ、J-POP育ち|カイト
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