「なんでもできるいい子」じゃなきゃだめ?
息子は4歳だが、ブランコに乗れない。
すべり台も乗れない。
シーソーも絶叫だ。
ジャングルジムなんて
触りもしない。
公園に行っても
遊具に触れずに帰ってくる。
母親であれば誰もが心配するだろう。
「うちの子大丈夫なの?」
私も例外になく。ど心配だった。笑
というか、遊具じゃなくても
子育てをしてるママ達なら
きっと一度は
思ったことがあるだろう。
こどもは
ママの思う通りにはならないよな。
ママの言う通りにはしてくれない。
そして
「愛情」からくる心配が
イライラ に代わるなんて
ほぼ365日。毎日じゃん。と。
私も今になって思うけど
離乳食を食べない息子に
何度キレたか分からないし
(通報しないで😂)
喋ることもできない
0歳児の赤ちゃんに
キレてしまった夜は定番のやつ。
寝顔を見て「ごめんね。」だった。
なかなか苦しかった。
どうして可愛い時期と
大変な時期って同じなんだろうね
って
いつも思っていた。
今、「うんうん」と
共感してくれたママに
聞いてほしいことがある。
そう。
ちゃんと気づいてほしい。
本当はさ
365日、愛してるんだよね
こどものこと。
愛しすぎてるからこその
「この子には苦労させたくない」だよね。
だからさ。
育児において「愛情」というのは
深さゆえ、扱いにくく
だから真実が見えなくなってくる。
次から次へと
試験なの?って
試されることばかり。
比べられることばかり降ってくる。
○ヶ月検診とか
かけっことか
身体測定とか
テストとか
受験とか
就活とか
年を重ねても重ねても変わらずに
試され続ける。
もはや試練なの?と思う。
でも「愛情」の正体って。
真実って?
本当の本当は
ママとこどもの
「特権」なんじゃないか?
ママが言う
「あなたは最高よ!」は
こどもにとって宝物だ。
ビリでも
逆上がりができなくても
ママが言う
「あなたは頑張ってる」の言葉で
こどもは救われる。
こどもにとって、母親は全て。
そんなシンプルなことに私は
気が付かなくて。
息子が困らないように
「なんでもできる子」になってほしくて
「いい子」になってほしくて
気がつけば、
息子を責めることばかり言っていた。
あることをきっかけに
「なんでもできるいい子」なんて
この世にはいないことに気づいて
それでも大丈夫と思った。
愛する我が子が
転んで
失敗して
挫折する姿もまるごと。
見守ってあげる強さを
持っていこうと思ってる。
特別、一等勝?
最優秀賞?
進学校へ。
大企業へ就職?
そんなものが一つも叶わなくても。
何もできなくてもいいから。
失敗しても
ビリでも
折れない心でいてほしい。
いつか折れちゃっても、立ち上がれる強さを。
ノーテンキな顔で
笑って過ごしちゃって。と思う。
こんな時代だからこそ
「息子が笑って生きてればヨシ。」
これが育児において
私を救ってくれる魔法の言葉。