happy birthday
今日は父の誕生日だった。
父とはこの数年でずいぶん仲が良くなったと思う。それは単純に、自分が親になって「父親」と言うものがどれほど偉大だったのか分かったからだ。あの頃「当たり前」と言う名の安心をくれていたのは父親だったと。いつも石頭で頑固ジジイでウザイとしか思っていなかった彼のことを、「真の味方」であるとちゃんと理解したってわけ。
そうなると私は父から「愛」というプレゼントをもらい続けて来たんだ。だから今の私ができることといえば、「自分は幸せだ」と父の前で明朗に過ごすことなのだろう。それが父への恩返しになり、彼の生きる喜びにきっとなる。
大切な人には笑っていて欲しいし、
大切な人には元気でいて欲しい。
私がそう願うように、
父が私の幸せを願ってくれている。
そう思うと明日も前向きでいる理由になる。明日も生きる理由になる。
人はいつか死んでしまうし、もしかしたらそれが明日かもしれない。だからこそできるだけ多くのありがとうと愛を持って会いに行きたい。あと何回、おめでとうと言えるんだろう。なるべくたくさん、いつまでもずっと続きますように。