見出し画像

ちがい


たとえば

私のことを否定する人もいるだろう。

あなたと私の意見が合わないこともあるし、感覚が合わないこともある。私が喜ぶ瞬間に、あなたは腹を立てたり、あるいは私が憎んでいることを面白がったり、これを読んで傷つく人もいるだろう。

そんなとき私は思うんだ。



「そういうこともあるだろうね」



というのも、他人のことをコントロールしようなんて到底無理なんだもの。どんなことを思い、考え、口に出すかなんて私にはコントロールできるわけがない。あなたも私もみんな自由だからね。感情のコントロールはどんなに親しい恋人でも、親子でも、友人でも無理ゲーなのだ。


だからこそ
「全部、一緒がいい」なんていう思い込みは幻想だし「価値観が違うと、なんかムカつくんだよね。」というのは無言の抵抗だと私は思う。なぜ人は、一緒であることが大前提なのだろう。ね



ほんとうは、初めからみんな違う生き物だ。見た目はみんな人間だから似ているようだけど、全く違う動物。それはまるで、象やきりんや、猿やウシや、蝶々みたいに生き方も得意なことも嫌いなものも全く違う。蝶々になれないことを悲しむ猿はいないだろう。


そういう本質がわかって、
「諦める」ということがもっと優しくできるようになると、人間は豊かになるんじゃないかなぁ。落ち込まなくていい。あなたも私もこのままでいい。
みんな違って、みんないい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集