持論ぶちかまし
「SNSの発信のコツはなんですか?」みたいな質問や、そういう悩みを利用したコンサルみたいな職業が流行っている。そんな世間の様子をずいぶん前から見てきて、私は思う。たぶんどんなにSNSのコツを教わっても、質の良いSNSコンサルを受けても、人によっては良い結果が生まれないんじゃないか?
持論だけどね。
というのも、私が思うに本質はそこじゃなくて、実生活にあるんじゃないかなと。
たとえば実生活で「努力ができない人」が、「SNSの為なら努力できる」なんてことはない。実生活で、「継続ができない人」が「SNSは継続できる」なんてことはない。実生活で学ぶことが苦手な人がSNSで学びを披露することはできないし、実生活で自分の思いを発言することができていなければSNSだって出来るわけないだろう。どんなに良いインプットを受けても、本人の暮らしがどこまで形になるのかは未知だ。
リアルで他者を思いやれない人がSNSでそれらしいことを言っても浅はかになるし、大体の奴が胡散臭かったりして。つまり「普段からやっていないことはできない。」と私はそう思う。もちろん希望は無限大だけどね。
だからもし私がSNSのコツや、コンサルのようなことを考えるその時にはきっと。画面の裏でどんな暮らしをするべきか。誰にも見えないところでどんな思考を使うのか。普段何を大切に、誰を思って過ごしているのか。これまでどんな苦労をしてきたのか?何に溺れたのか?どこで痛みに飲まれたのか?だれを、なにを、どんなことを真剣に過ごしていこうか。教えるというよりも、聞いていくだろう。本当のあなたはどんな人間なのか。あなたは誰のためになるのか。そういうことをちゃんとみんな最初から持っているし、どんな人も素晴らしいと教えたいね。
全ては現実の声からだなぁと。
そんなことを思っていて、自分にも言い聞かせる。いっぱい苦労しよう。いっぱい溺れて、いっぱい飲まれて、いっぱい息をして、いっぱい走って、いっぱい命を燃やして、「らしさ」を貫こう。なんてね。今夜はそんな感じです。
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