言葉と外連味
日曜日は「本のさんぽみち」へ。
会場である円頓寺商店街では、子供向けのハロウィンイベントをしているようで、本を物色する大人たちの間に仮装した小さな子供達をちらほら見かける。
わたしの目的は、るるるるん(クララさん)とえんがわさんのブースに寄ることだ。
商店街の中を歩いていると、会場運営をしている友人とばったり会い、お二人のブースの場所を教えてもらう。人混みを縫うように歩いていると、すぐにお二人を見つけた。ちょうどお客さんが途切れた時だったので、少しだけ話して、えんがわさんの日記ZINE『まだ生きている、日々』を買って退散。クララさんが着ていたブラウスが素敵だった。
家に帰ってベッドに寝転びながらすぐに読み始める。
えんがわさんの言葉には外連味がない、と思った。見栄とか読者によく見られたいという欲がない、ありのまま心に浮かんだ言葉を書いているような印象を受ける。わたしもこんな風に心の中にある言葉を外に出せるようになったら、少しは自分の向き合うことを恐れている面を直視することができるようになるのではないかな。
この日は時間があったので、部屋の整理をすることにした。物のストックや掃除用品置き場を、使いやすいように片付けていく。一通り収納したいものが収まったので、満足した。
そんなことをしていたらあっという間に夕方になっていた。