コーヒーは飲むだけでなく知識でも味わえ【コーヒーの科学を読んで】
こんにちは、ぺいまるです。
突然ですがあなたはコーヒーを飲んでいる、
もしくは気になってこのnoteを覗きに来てくださったはずです。
あなたはコーヒーに関する知識についてどれほどご存知でしょうか?
私も、これを読んでからはコーヒーがなぜ美味しいのかを知ることができました。
ぜひあなたもこれを読んで誰かに伝えてみてください。
改めて。
コーヒーの科学 という本を読んで感想やなるほどと思ったポイントについて書いていこうと思います。
最後までご覧ください。
1 コーヒーの旨みと抽出
コーヒーのおいしさには豊かな苦味と香り、コクなどがあります。
生豆の状態ではコーヒーのおいしさは全くなく、焙煎による多数の物理的変化、化学的反応があるから、味と香りの豊かさが引き出されています。
コーヒー抽出は、時間が経過し抽出量が増えるにしたがって、雑味が増えるため、良いタイミングで抽出をやめる必要があります。
2 コーヒーが人体に与える影響
コーヒーには体によい面もリスクとなる面もあるが、自分の適量を知って楽しむべき。
過度な摂取は体に悪いが、適度な量は体に良い。
妊娠中も1日、2・3杯の量なら問題ない
(不安であればなるべく避けたほうが無難)
病気に対するコーヒーの効能はリスクが低下するのであって、治るわけではない。
コーヒーは前腸運動をうながしてお通じにいいという効果もある。
3 一般的に飲まれているコーヒーについて
コーヒーの原料は「コーヒーノキ」というアカネ科の植物の種子。
→花が咲いたあと赤や黄色の果実ができる。その中に果皮や果肉、
さらに粘性のある果肉層や薄い殻などに覆われるかたちでコーヒーの種子「生豆」が入っている。
農園で収穫された果実から生豆を取り出し(精製)、乾煎りして水分を飛ばす「焙煎」を経て、細かく砕いてコーヒー豆の成分を水やお湯に「抽出」することで、私たちが普段飲んでいるコーヒーは完成する。
コーヒーノキは元々アフリカ大陸と南・東南アジアに自生→世界中に広がり現在では125種が知られている。
しかし、飲用のコーヒーに使われるのはエチオピア原産のアラビカ種、中央アフリカ原産のカネフォーラ種(ロブスタ種)の2種類が大半を占める。
他に豆の種類を知っている方はコーヒー通な気がします、、、、。
4 コーヒーを「美味しい」と思うのは?
「美味しさ」は味覚のほか、皮膚感覚、香り、テクスチャー、温度などの要因が絡み合う。
コーヒーのおいしさを表す言葉を分析すると、香りや苦味に対しておいしさを感じている人が多い。
本来、苦味は微量で感知される鋭敏な感覚で、人体に有害な物質を避けるためと考えられている。
生理的に避ける苦味を、コーヒーだと「おいしい」と感じるのは、いくつかの要因がある!
例えば17世紀に中東で初めてコーヒーを飲んだヨーロッパ人旅行者や日本で江戸時代にコーヒーを飲んだ文人は「おいしくない」と評する。
それから、各時代や地域でコーヒーが普及するにつれて、おいしいと認識されるようになった。
ただ苦いもの→嗜むものに変わった瞬間。
5 コーヒーのおいしさ:味覚
苦味を含む味覚は、舌にある味覚受容体というタンパク質が働くことで感じ取ることができるが、この味覚受容体は誰にでも同じように存在するものではないようです。
⭐︎ある種類の苦味を感知できない「PTC味盲」は劣性遺伝する先天性のもので、世界の約3割の人のみ。
これは味覚の嗜好は後天的な経験だけでなく、先天的な遺伝要素も関与しているそう。
味覚だけでなくコーヒーの苦味や酸味に含まれる物質が舌の上でどのくらいとどまっているかによって、飲んだ時の質感が変わっていく!
あまり苦味を感じないならさらに苦いものを欲するかもしれないし、人それぞれ。
口中香や戻り香も含めた「香り」が、おいしさの一部を担う。
カフェインによる薬理的なはたらきで気分が高揚することも!
簡単に言えば、特定の匂い成分について、感じる人もいれば、感じない人もいる。
36%の人が感じない匂いというのもあるし、他の匂いについても平均して1~3%は感じない人がいる。
味は匂いに影響されている、といった個人の「匂いセンサー」の違いが、味の好みに影響。
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