
6月2日(木)メトロポリタン美術館展に行ってきた話#111
みなさん、(おはようございます。)(こんにちは。)(こんばんは。)
今日は5月30日に行ってきた、初めての美術展覧会のことを書きたいと思います。
身体を動かすことや、本を読むことは好きなのですが、アートには全く興味をもっていなかった自分がまさか美術展覧会にいく日が来るとは思ってもみませんでした。(びっくり)
自分が行ったのは、国立新美術館で催された
メトロポリタン美術館展です。
かなり有名な西洋美術の作品があるということで、NHKの『美の巨匠』でも取り上げられていたそうです。
(メトロポリタン美術館はアメリカのニューヨークにあるんですね)
さて、自分がなぜアートに興味をもつことになったかというと、きっかけは、オンラインサロンでアートについてプレゼンをすることになったからです。
つまるところ強制アウトプットのための必然インプットですね笑
さすがにピカソやダヴィンチくらいは知ってましたが、
アートのアの字も知らないレベルだったことは間違いありません。
でも、プレゼンをすることは、既に決まってるので、とりあえず西洋美術の本を読み始めます。
そこで西洋絵画について、いろいろな知識を得ることになるのですが、10冊くらいの本読むだけじゃ到底理解できないくらい奥が深いんです。(当たり前)
ただ、そこで様々な画家の作品やその画家が活躍した時代の流行などを知りました。
例えば、ルネサンス、バロック、ロココ、ロマン、新古典、印象派などです。
特に自分は、バロック美術の巨匠
「カラヴァッジョ」
の作品についてプレゼンをしました。
そのカラヴァッジョの作品が今回のメトロポリタン美術展覧会にあると聞き、せっかくなら生で見たいし、行ってみようとなったわけです。
行ってみての感想なのですが、
とにかく疲れました。
(そんな感想かい!ってツッコミが聞こえてきそうです笑)
でも、疲れたんですよー。
帰りに特製つけ麺を大盛りで食べちゃうくらいです笑
あ、話を戻しますね。
メトロポリタン美術展は、最終日だったので混んでいたのもありますが、ひとつひとつの作品を全力で見てやろうと意気込んでたのが疲労困憊の理由です。
とりあえずメモを取りながら見たのですが、全部は紹介できないので3点に絞ります。
①カラヴァッジョ『音楽家たち』
②エル・グレコ『羊飼いの礼拝』
③ペーテル・パウル・ルーベンス『聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ』
です。(ルーベンスの作品名長すぎ笑)
一つ目が
カラヴァッジョ
『音楽家たち』
です。
カラヴァッジョについては、殺人まで犯したのにも関わらず、イタリアの紙幣の顔にまでなったすごい画家です。
劇的な明暗法を使って多くの画家に影響を与えたことで有名です。
とにかく真ん中の楽器をもった妖艶な少年の表情が印象的ですが、左下には果物も描かれています。(静物画でも果物の作品で有名です)
『果物籠を持つ少年』でプレゼンをした自分としては感慨深いものがありました。
ちなみに右から2番目の少年はカラヴァッジョ自身を描いたとも言われています。
カラヴァッジョについては、あの有名ないつか聖マタイ三部作を見にいきたいなとも思っています。あ、『イカサマ師』も!
つづいて、
エル・グレコ
『羊飼いの礼拝』
です。
この作品なのですが、パッと目を奪われたんですね。真ん中の赤子がキリストなんですが、とにかく光り輝いてるように見えました。
近づくと筆づかいは、割と粗めではあったのですが、本などによると遠くから見られることを意識したのか、敢えてそんな手法をとってる作品もあるみたいなので、そうなのかと思いました。
エル・グレコといえば、『受胎告知』です。これもいつか生で見てみたい作品になりました。
最後に、
ペーテル・パウル・ルーベンス
『聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ』
です。
これもすごく惹きつけられる作品でした。
ルーベンスもバロック美術あたりの巨匠で、カラヴァッジョやティツィアーノなどの影響を受けたと本で読んだ気がしますが、この作品は圧巻でした。
絵のサイズも関係あったとは思うのですが、吸い込まれるように見てしまいました。よくある表現で語彙力低めですが、ほんとに生きているような表情でそれぞれの人物が描かれていました。
ルーベンスといえば、キリスト昇架などの三連祭壇画が有名ですが、エル・グレコと同じく受胎告知という作品も描いてるみたいです。
当時は宗教画が絵画カーストの最上位だったのです。
というわけで、3点に絞ってみました。
他にもフェルメールやルノワール、ドガ、ゴッホ、モネ、セザールなど有名な画家の作品があったのですが紹介しきれないので今回の記事では3点に絞っています。
今日の記事は、絵画に詳しい人からしたら、すごく表層だけをすくったような記事だと思いますが、今まで関心のなかったところに自分としては大きな一歩を踏み出せたと思います。
誰だって最初はみんな初心者ですからね。
それに生で見れるとネットや本で気づかないことに当たり前ですが気づけるんですよね。
作品を近くから見るか、遠くから見るか、右から見るか、左から見るかでも印象が変わってきますし、油絵特有の?絵の具の厚みみたいなのにも発見がありました。それは生で見ることの代替不可能な特権だと思います。
また西洋絵画展があれば行ってみたいと思いますし、アートに関わる本も読んでいこうと思います。
ちなみに今回美術作品を見るにあたって、この本を読んでから行ったことがとてもよかったです。(前田裕二さんにお薦めされた本)
この本に紹介されている作品も生で見れましたー!(ヴァトーの『ズラタン』)
ってことで、今日の記事は終わりです。
読んでいただき、ありがとうございました。
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