「いつか幸せになれる」と思うとメンタル病みますよ
この10日間前に書いた記事
「きっと誰かが見てくれてる」と考えるとメンタル病みますよ
と今回の記事は少し似ているのですが
人間、誰しもが
自分は特別で
いつか自分は幸せになれるはずだ
と思いたい人が多いと思います。
が
「いつか幸せになれる」という希望は
意外と人を不幸にさせるんじゃないかなーと
思ったりします。
「いつか幸せになれる」=「今が幸せだと思ってない」
結局今の生活に満足していないから
「未来はきっと明るい」
と思うのだと思います。
いろんな人がいて
いろんな時期が人生にはあるので
今が人生の谷底の人もいるとは思います。
たとえば社会人1年目の頃
好きな人とお別れした頃
肉親と死別したばかりの人など
人生の浮き沈みで言うと
沈んでいる時期の人もいるでしょう。
そういう特別な状況は置いておいて
漠然と
「いつか自分は幸せになれるはずなんだ!」
「いつか自分は温かい家庭を持つんだ!」
「いつか自分の収入は増えるんだ!」
という希望をなんとなく持っていると
今の生活で足りている部分を
忘れがちになっちゃうよなーと
思います。
「おかげさま」という考え方が好き
夏になると冬が良いと言い
冬になると夏が良いと言う。
雨が降ると傘が欲しいと言い
雨が止むと傘が邪魔だと言う。
暇になると忙しくありたいと思い
忙しくなると暇になりたいと思う。
自分に都合が良い人を〝良い人〟と言い
自分に都合が悪くなると〝悪い人〟となる。
親からどれだけ愛情を受けて育っても
友達や恋人との時間で忙しくなれば
親からの愛情もお節介だと感じるようになる。
他人と
自分を比較して
不平不満を言ったり
愚痴をこぼしたりする。
また他人に対しても
粗を探すようになり
自分が不幸な状況にあることを
他人のせいにしようとする。
どうしてまず自分を見つめ直さないのでしょうね。
親のおかげ
友人のおかげ
先生のおかげ
社会のおかげで
今の自分があるわけです。
今の自分が悲劇の中心人物と
見ることしかできず
物事を客観的・大局的・合理的に
受け取ることができず
いつか自分を幸せにしてくれる存在が現れて
自分の人生を良い方向へ導いてくれるはずだと
思っている人は
期待通りにならない
現実とのギャップに苦しみ
いつまでも幸せになれない。
今、手に入れている幸せに
気づけないまま過ごすかもしれない。
今の自分を見つめ直して
今の自分があるのは
誰のおかげだろう?
と問いかけてみてください。
幸せだと感じるハードルは
低ければ低いほど良いわけですから。
漠然と毎日が楽しくないと思ったら
今の自分は誰のおかげだろうか?
と考えてみると
実はいろんな人のおかげさまで
今の自分は安全に過ごすことができていると
気がつくのではないでしょうか😌