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ハラスメントする人ほど自分を正しいと思う

パワハラ上司
モラハラ夫、妻
セクハラ同僚


など
ハラスメントという言葉が広まって
久しいですが

ハラスメントを起こす人の
性格の傾向ってあるよね

というお話をします。


◯中途半端に優しい


えっ?
って感じでしょうが
ハラスメントを起こす人って
中途半端に優しいんですよね。

言い換えると
中途半端に関心を向けられている。

相手に寛容的で
優しく見える人って
案外他人に関心がない人で

関心がないからこそ
余計なことに口を出さず
「いいんじゃない!」
と案外、肯定できたりするんですよね。

逆に
本当に相手を思ってあげて
相手の成長を望めるような人であれば

口を出さずに任せたり
口うるさく指導しないし
自分の意見を言う前に
相手の意見に耳を傾けられるもの
なんです。

ですが
中途半端に関心があると


自分の意見に従って欲しい
自分を尊敬して欲しい
威厳を感じて欲しい
自分の理想に近づいて欲しい
自分のわがままも受け入れて欲しい

という甘えが生まれる。

ハラスメントをしている
当の本人も
相手に対して
関心を持って
優しくしていたり
相手のためを思っての行為
だと思ってるから

タチが悪いというか
悪気が無く

「君のためを思って!」
「家族のためだから!」

と思ってしまうんですよね。

中途半端な優しさって
本当に厄介なんです。


◯自分を正しいと思う


それでいて
自分の考えや
今まで経験してきたことに対して
自信を持っているから
それを相手に押し付けたくなる。

「最近の若者は〜」

と言ってしまうのも同じで

自分たちの世代は
厳しい時代だったことを
正しいと思っているから
受け入れられず否定してしまう。

もちろん
その人が言っていることが
正しいこともあります。

ただ人は
正しさや正論では
動かないですし

自分の意見を受け入れてもらえない
と思った時点で
相手は話を聞かなくなる。

せっかく正しいことを言っていても、です。

話し合いができない人は
仕事にしても
結婚生活にしても
うまくいかないですよね。


◯マイルールを押し付ける


自分が正しいと
思っているという話に通じますが

独自のマイルールを
周りに押し付ける
傾向にあります。

柔軟さに欠けていることが
あるんですよね。

状況によって
優先順位は変わりますし

今までの慣習なども
疑いながら
変えていけたら良いのですが

〝郷に入っては郷に従え〟

ということを履き違えて
今までの考えややり方を
変えようとしない

変えると自分が
否定されたように感じる人ほど
押し付けてしまう系の
ハラスメントをしている傾向にあります。


◯劣等感が強い


威厳を示そうとする人ほど
自分自身に自信がなくて
劣等感を抱えているもの

その弱さを隠そうとして
強い態度を取ろうとしてしまうことが
あります。


自己肯定できている人だと
自分と他人の境目が
曖昧になることも少なく

良い距離感を保てるのですが
他人からの評価や
他人との比較をして
自分の存在を
明確にしたい

という思いがあると
他者に過干渉になって
しまうことがあります。


弱い犬ほど
よく吠えるとはよく言ったもので

ハラスメントは
自分の弱さを晒しているようなもの。

時には過敏に
ハラスメントハラスメント
と騒いでしまうような
こともあるように思いますが

時代の流れとともに
基準も変わりますから
その時代その時代に
適応して生きていけるように

注意していきたいですね😌

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玲/精神科ナース
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