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【詩】うすっぺらな感情

どんどんと薄くなっている。
気付かぬ内に、感情が希薄になり、喜びも幸せも遠いものとなっていく。


関係性が薄くなっていく。
会話も薄く、ただ時間を浪費していくだけ。

皆が薄いから、何も感じない。
同じだからそこが居やすい場所となる。

動いている人、輝いている人、努力している人。
眩し過ぎて、熱過ぎて、重過ぎて、共に居る事に耐えられない。

だから、「何熱くなってるの?」「バカみたい」と遠ざける。


感情を感じられない、想いを感じられない、考えられない、受け取る事が出来ない。

だから平気で人を傷つけられる。
自分に返ってくる痛みも感じられなくなっているから。


今、何を考えている?
今、何を感じている?

この先に何が見える?
この先に誰がいる?


手元、足元を確認して、自分には、周りには何があるのかを確認する。
そして、その先に少しでも光を感じたなら、そこへと向かう。

本当に変える事が出来るのは、自分だけ。

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タマラ rawi 晃佑
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