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6年間お疲れさま!!そして、入学おめでとう!!

こんにちは。

春休みになり、子供と過ごす時間を最優先させていたため、note更新も滞りました…

先月、息子が保育園を卒園しました。

遅くなりましたが、卒園という息子にとって人生初めてのお別れイベントについて感じたことを、備忘録の意味も込めて投稿したいと思います。

卒園式


卒園式は、入場・歌・卒園証書授与・最後のあいさつ、何をやっても涙・涙で式の間じゅうずっとウルウル。

息子だけじゃなく、赤ちゃんの頃から見てきた周りの子達の姿を見てもウルウル。

そして、いつも優しく見守ってくれた先生と保育園に心から感謝の一日になりました。

保育園の6年間


息子は1歳になる直前の春に入園しました。

まだ歩くことはもちろんハイハイも出来なくて、バンボ(赤ちゃん用の足をはめて座れるイス)にじっと座っていたおとなしい子が、
入園した途端急にさっさとハイハイするようになり、あっという間につかまり立ちやつたい歩きも覚え、
集団生活ってすごい!と実感しました。

集団生活の「洗礼」も、すぐにもれなく受けました。
毎週のように発熱でお迎え(家に帰ると下がるパターン)、そして1歳の誕生日を迎える直前に胃腸炎で入院…

復帰したてで仕事と家事と育児に追われ、
それに加えてお迎え要請が来たら仕事を早退したり休んだりしなければならない気苦労もあり、
本当に字のごとく怒涛のような毎日でした。

この頃の家族写真を見返すと、全員ゲッソリしています(笑)。

「保育園1年目であらゆる菌をもらって、一周して強くなりますよ」とよく言われていたけれど、
2年目は本当にその通りにだいぶ強くなり、呼び出しもだいぶ減りました。

それでもしょっちゅう風邪をひいて毎月病院通いはしていたし、
その頃になるとイヤイヤ期にも入って大変な時期は続きました。

朝にグズったりバイバイする時に泣いて、
預けることに心が痛んだりすることもあったなぁ、と今となっては懐かしく感じます。

3年目からは呼び出しも減り、ようやく息子も慣れてきて、割と安定した期間に入りましたが、
年少の年にコロナ禍に突入。。

それまで仕事が終わるのが遅く、お迎えは夫の両親に頼んでいたのですが、
このタイミングで私の時短勤務が決まり、お迎えに行けるようになったところでした。

お迎えで他のお母さんと交流したり、行事にも積極的に参加しよう!と意気込んでいたのに、
肩透かしを食らったような気分でした。

年少から年長の3年間は、親子参加の行事が中止になったり、運動会や発表会なども縮小されたりしました。
そんな中でも出来ることを一生懸命考えて子供たちに体験させてくれた先生方には、本当に感謝しかありません。

自然に触れることを重要視していた園だったので、
田んぼで一からお米作り、どろんこ遊び、釜で炊いたお米でおにぎり大会、大根や玉ねぎなどの収穫など、
家ではなかなかできないことをさせてもらえたことは、子供たちにとって大きな経験になったと思います。


息子の園での様子は、最後まで猫かぶり君でした。

家ではふざけまくり、周りの大人に偉そうにモノを言ったりワガママ放題ですが、園では優等生キャラだったようです。

言われたことはキチンとやるタイプで、ふざけている子がいると「そんなんしたらあかんで」と注意することもあったようです。

慎重で、新しいことに取り組む時は一旦周りの様子を伺ってからなので、
園での写真は皆が楽しそうに笑っている中、ひとり無表情だったり、遠く離れた所から見ているだけの様子だったり。

学年が上がるにつれ、仲良しのお友達とは本来の姿でふざけて遊ぶこともあったようですが、
卒園式の最後に先生方にたくさん声をかけてもらっても、モジモジしてうなずくだけでした。

お友達との別れ


登園最終日が近づくにつれ、「ほいくえんにはやくいきたいからはやくおきる」「あと2日でおわるのいやや」など
今までに聞いたことがない発言をするようになっていました。

とうとうやってきた最終日、お迎えに行くといつも通り嬉しそうにかけ寄ってくる息子。

あぁこれも最後か…と噛み締めていると、
年長クラスでお世話になった担任、副担任、補助の3人の先生が挨拶に来てくれました。

前日に息子とふたりで書いたお手紙を渡してお礼などを述べていると、
担任の先生が息子と仲の良かった男の子を連れて来てくれました。
よく見ると、グスグス泣いている様子。

「お別れするの寂しいんやって。最後にギューってしよっか」と先生が話しかけると、息子も涙目に。

その子は0歳児クラスから一緒だった子で、特にいつも一緒に遊んでいるというわけではなかったのですが、
最後の方はよく遊んでいたようです。

私の顔を見るといつも話しかけてくれたり、親子ともども6年間様子を気にしていた存在だったので、ふたりが泣いて抱き合っている姿を見て、私もウルウルしてしまいました。

よく分からないまま預けられ、初めは泣いていた息子やお友達。

それが、別れが悲しくて泣いてしまうほどの大事な存在が出来るまでに成長しました。

その成長ぶりに嬉しくなると同時に、
もうこの場所で、この姿が見れなくなると思うと、
寂しくて切なくて、何ともいえない気持ちになった日でした。

明日は入学式。
桜は散ってしまったけれど、晴天の中お祝いが出来るようなのでよかったです。
親も子供もドキドキの1週間が始まります。


最後まで読んでいただきありがとうございます!



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