発達凸凹の人が、生きづらさをはねのけて、自分らしい人生を手に入れるコツ
発達障害の数値化された発達検査の結果は、非常に似たパターンを示しているのに、実際の人生におけるパフォーマンスに大きな差が見られるケースがある。
その差を一言で表すならば、「生き方」ということになるように思う。
同じような特性とハンディを持っていたとしても、生きやすくなる生き方、自分を活かせる生き方、チャンスが増える生き方を身につけているか、自分からチャンスを遠ざけ、自分で自分を見捨ててしまうような生き方を、知らず知らずしてしまうか。
日々繰り返し、月日を積み重ねる中で、大きな違いが生まれてしまう。
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グレーゾーンの人は生きづらさを抱えやすい。
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【多くの人が抱えやすい発達特性8つのタイプ】
①同じ行動を繰り返すタイプ(こだわり症・執着症)
②空気が読めないタイプ(社会的コミュニケーション障害)
③イメージするのが苦手なタイプ(ASDタイプと文系脳タイプ)
④共感するのが苦手なタイプ(理解脳タイプとSタイプ)
⑤人一倍過敏なタイプ(HSPと不安型愛着スタイル)
⑥生活が混乱しやすいタイプ(ADHDと模擬ADHD)
⑦動きがぎこちないタイプ(発達性協調運動障害)
⑧勉強が苦手なタイプ(学習障害と境界知能)
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困難を抱えていても、自分を活かせる「生き方」を学び、それを身につけていく上で必要なのは、実践の中で得られた感覚や経験的な知見、実践知。
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【生きづらさをはねのけて、自分らしい人生を手に入れるコツ】
①睡眠と生活リズムを整える
うまくいくための土台は、いい睡眠と安定した生活リズムから
②楽しみと心地よいルーティンを持つ
最初にやることで勝負が決まる
③感じのいい人になる
身だしなみを整え、聴く力を身につける
④心を開き、安全基地を手に入れる
【「心を拓く」とは】
1️⃣相手に対する新鮮な関心を持つ
2️⃣ありのままに受け止め、認め、受け入れる
3️⃣真っ白な気持ちで向き合う
【「安全基地になる」ために】
1️⃣安全を脅かさない(安全性)
2️⃣相手が求めたら答える(応答性)
3️⃣相手の時点で考える(共感性)
⑤自分を守れる人になる
自分を守るために、上手に「ノー」を言う
合わないことはやめる
逃げ出してもいい
⑥こだわりと白黒思考から自由になる
⑦不安なネガティブな感情に対処する
⑧人生をコントロールする
自分の失敗パターンに気づく
⑨自分自身と繋がる
⑩すべての苦労が恵みとなって返ってくる
〜『発達障害グレーゾーン生き方レッスン』
岡田尊司先生著書より〜
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先日、久しぶりにダウンして、1日寝てました。
頑張り過ぎたかなぁ、無理したかなぁと思いつつ。
ただただ、寝ていることしかできない1日。
研修のリニューアルを考えたかったけれども、そんなこともできずに寝てましたが。
本書を読んで改めて。
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①睡眠
②食事
③生活リズム
④運動
⑤休息・リフレッシュ
の大切さを実感。
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「休むことも仕事」と思って、ちゃんと休むからこそ、オンの時間が充実する。
オフの充実が、オンの充実に繋がる。
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どうしても、企業研修では,③から入ることが多いけれど、①と②を整えるからこそ、③以降も整い、⑨や⑩へと至ることができる。
そんなことを感じています。
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特に新人時代は、習慣形成ができてしまえば勝手に伸び代は増えるし、逆もまた然り。
いい習慣を身につけて、より豊かな日々を過ごせる若者が増えるように、
①睡眠と生活リズム
②楽しみや心地よいルーティン
の大切さを、バッチリ伝えてこようと思った、今朝の読書でした。
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今日も生きてますね🤗
今ここでできることに心を込めて、今日も素敵な1日を✨