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野点にハマりそう♪
野点。やてんじゃないです、「のだて」って読みます。のだめでもないです。カンタービレ(関係ない)
そう、野外でお茶(抹茶)を点てていただくとっても雅で風流な和のたしなみなのです♡
じつはわたくし、前々からコーヒーをお外で淹れて飲むのが好きでいろいろ工夫してたんです
コーヒー野点の道いろいろ
↑こんなかんじで。
でも、コーヒー以外にも当然興味があり、紅茶なんかも楽しんでますし、緑茶ももちろん好きなわけです。
で、しばらく前にかのモンベルさんが野点セットという商品を出している事を知って、いつかお外でお茶点ててみたいわあなんて思っていたのですねー。
モンベル:野点セット
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しかあし! ちょっとばかりいい値段するんですよねこのセット。定価で1万1880えん。
しかも業者によってはめっちゃ高くて
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こんな値段で売ってたり!!
ちょっと試したいぐらいの庶民にはなかなか勇気が出ないお値段なので、どうしようかなあーってうだうだ悩んでおりました。
で、そんな時に出合ったのがこのマンガ
『茶の湯のじかん』
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日本人なのに茶の湯のことなんてなんにも知らないOLがなんでかお茶に詳しいフランス娘さんと仲良くなって茶の湯に親しんでいくマンガです。
特にお作法の厳しい茶道にまい進するわけでなく、日々の生き方に「茶の湯」を取り入れる緩い感じがいいかんじ♪
このマンガで予習しつつ、自分でお茶点てるならこうしようああしようって考えたり、お点前のイメージトレーニングをしたりしていましたw
で、先日、蚤の市でやっすい(ここ重要w)お椀に出合いまして、茶筅(お茶をしゃかしゃかするやつ)と一緒に購入♪
なんとセットで1500円(∩´∀`)∩☆
値段なんて気にしちゃダメと↑のマンガにも書いてあったけれど、いいじゃん、安物だって味があれば!(そういう意味ではないw)
さてさて、そんなわけで、お家に帰ってわくわくしながら早速たててみました。
お茶点て初体験☆
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コーヒー用の湯冷まし(注ぎ口が細い奴)を使うとちょうどよいみたい
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一口すすって、うまーい(゚д゚)ウマー☆
あ、そうだ。甘い物一緒に食べるのがお作法よね、と、探してみたんだけれど、残念ながら和菓子のストックはなく、家にあった甘いお菓子はキャラメルコーンのみw
仕方なくキャラメルコーンをお口にほおばりながらまたずずっとすすってみると、これはまたこれでオツかも?w
いよいよ野点る!
そして今日、うまいこと小春日和!(∩´∀`)∩☆
野点と言えば赤い敷物、毛氈が必要じゃん! ってことで、
※なお、真面目に用意するとけっこうこれまたお高いので、お習字用の赤い下敷きで代用w
↑これをゲットしました。ちゃんと毛氈って書いてあるからいいんですたぶん!
野点バッグ!
茶器の持ち運びは、カメラ(一眼レフ)用のバッグをつかってみました。
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お湯は、家で沸かしたお湯をサーモスの水筒にいれてきました。
今回は公園で野点するので、火を使う野外用ストーブはもってきてません。(でも、そういう器具もカメラバッグだと機能的に整理して入れられそうですね♪)
なお、茶道の世界では剣ともたとえられたという茶杓(ちゃしゃく)は今回アイスについてきたスプーンで代用ですw
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まずは毛氈の上に茶器をならべて……
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らせん流お作法(つまり適当)
姿勢を正して、息を整えます。
サーモスからお湯をそのまま注ぐとまだアツいので、湯冷ましに注いでしばらく放置。
その間、お椀にお湯を注いで温めて、茶筅も軽くお湯であたため(あらため)、そっちのお湯は地面にポイします。
マイスペシャル茶杓で抹茶をひとすくい(2g程度)お茶碗に落とします。
(本当はふるいにかけると良いみたい。今回はふるいもってきてないので省略)
もっかい深呼吸して気持ちも整えて、いよいよお湯を湯冷ましからそそいで、茶筅でシャカシャカとシャカります。
円を描くより直線的に往復させるとよいみたい。
シャカシャカ成功!(∩´∀`)∩☆
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昨日の残りのキャラメルコーンをほおばりつつ、渋いお茶をずずずっとすすって(゚д゚)ウマー☆
(お椀も手に持ってくいくいってまわしたりしてw 気持ちよ気持ち!w)
お茶点てる時に背筋伸ばしたり深呼吸したりするからかもですが、気が引き締まって、そしてリラックス感もあって、とってもいい感じ。
これは昔のヒトがハマったのもわかる気がしますねー。
今回はお茶請けがキャラメルコーンでしたがw 珍しいお菓子や美味しいお菓子を買えた時なんかに、ちょくちょく試したくなりました☆
あえて山の上とか空気の綺麗な所まで行ってお茶もしてみたくなりますねー。お茶セットをカバンに詰めてモバイル野点! ちょー古いけど新しいかんじでいいかも!
そんでもって、スーパーチープにそろえたお道具も少しづつグレードアップしていきそうで、なんだか深すぎる沼にハマりそうな、そんなヤバイ気配も感じる今日この頃です。
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