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らせんの本棚

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SF、ファンタジー、実用書からマンガ、画集、絵本などなど、アトランダムに紹介するレビュー集。神楽坂らせんが読んで「グッ!」と来た本を不定期に紹介していきます。もちろんネタバレはな…
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2021年10月の記事一覧

読書の日(10月27日)と読書週間(10月27日~11月9日)

何でも今日(10/27)は読書の日らしいですよー。何の語呂合わせなのかなとおもったけれど、読書週間の第一日目だから、ということみたいですねw とゆーわけで、今日は ↑の紹介ですw つまり、 ↑のマガジンのご紹介。 だいぶ前からこうした、ワタシが読んで見て「ぐっ」と来た本の紹介をしていまして、先ほどの、始めのリンクは、その600冊目を超えたあたりでの紹介です。 で、今は、そこからまた100冊超えて(このマガジンでは現在+131本)いるわけです。ぜんぶで大体730冊ぐ

『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』レビュー

『着眼と考え方 現代文解釈の基礎』新訂版 遠藤 嘉基(著/文) /渡辺 実(著/文) ◇ いきなり教本の紹介です。 そして、いきなり裏表紙の紹介文張っちゃいます。 半世紀近くにわたって読み継がれた、至高の現代文教本がここによみがえる! 「文章を読む」とは、書かれた言葉の何を拾い上げ、それらをどう関係づけることなのか――。数々の小説や評論を題材に、重要な箇所をどのように見分けるかを、実演を織り交ぜながら徹底的に解説する。本書は、「文学的な文章」「論理的な文章」の2パ

マーダーボット・ダイアリー『ネットワーク・エフェクト』レビュー

マーダーボット・ダイアリー 『ネットワーク・エフェクト』 マーサ・ウェルズ(著/文), 中原 尚哉(翻訳) ◇ きましたよー! 弊機! マーダーボット・ダイアリーの続編です! 前編はこちら のレビューで語っていますのでまずご覧いただくとして、前編(マーダーボット・ダイアリー)で弊機ちゃんについで私の中で大人気のART(不愉快千万な調査船)さんが再登場! それも、すごい役どころで!! さて、どのくらいすごい役どころかというと、うーん、ネタバレになりかねないところで苦し

『マーダーボット・ダイアリー』レビュー

『マーダーボット・ダイアリー』(上・下) マーサ・ウェルズ(著/文), 中原 尚哉(翻訳) ◇ お仕事されてる人は自分の会社のことをよく「弊社」って言いますよね。 弊社とは、自分の属する社の謙称のこと。 自分の会社のことを示す際に使用するへりくだった表現、謙譲語である。 弊社の語は、相手の会社に対して自社が格下であるというニュアンスを含んでおり、社外の人間に対して「我々の会社」と言いたい時に使用する表現である。(Weblio辞書より) と、あるとおり、相手の会社よ

美は乱丁にあり!?

こんばんわー。秋の夜の、つれづれ読書日記のコーナーです。 以前、 で紹介した本の続きを読書中です。あれからひと月ぐらいたってますが、まだ読んでます。 いつも本読むの早いねえって人から感心されたりするのが密かな自慢だったりするわたくしなのですが、この本に限ってはなんとも続きが読めなくって……w というのは半分だけ冗談。じつは、物理的に読むことができなかったのです>< まあこれみてくださいよー ↑ ↑ 256ページの続きが、なぜか177ページになってます!?!? よ