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美は乱丁にあり!?
こんばんわー。秋の夜の、つれづれ読書日記のコーナーです。
以前、
で紹介した本の続きを読書中です。あれからひと月ぐらいたってますが、まだ読んでます。
いつも本読むの早いねえって人から感心されたりするのが密かな自慢だったりするわたくしなのですが、この本に限ってはなんとも続きが読めなくって……w
というのは半分だけ冗談。じつは、物理的に読むことができなかったのです><
まあこれみてくださいよー
うえーん><
— 神楽坂らせん@『ちょっと上まで…』10話公開!,,Ծ‸Ծ,,☆ (@auxps) September 5, 2021
約半世紀前の本読んでたら派手に乱丁してーるー><
出版社に送ったら取り替えてもらえるかな??w pic.twitter.com/gRa6CVQIIT
↑
↑ 256ページの続きが、なぜか177ページになってます!?!?
よーく確かめながらページをめくって見ると、
p177~p192までのブロックがごっそりp256以降に繰り返されてて、代わりにp256~p273がいなくなっていました><
なんでこんなことが起こるかというと、昔の(今でも?)本は、一枚の大きな紙に8ページとか16ページ一気に印刷して、折りたたんで本の一部にしたそう。
↑ここらへんに詳しいですね。
この本は16ページを一枚に印刷して、「16ページ折り面付け」をしていたようです。それで、その「折り」を16並べて(16x16=256)256ページまで来たところで、うっかり12折りを挟んじゃったようです。
16折の次に12折がきてる! 出版社に在庫あれば替えてくれるかもしれないけど古本購入だとNGかも
— 6.1 Joe (@gojoh) September 5, 2021
↑この6.1Joeさんはかつて出版で働かれていた方で、たいへんお詳しいのです。
で、読みたい部分が本に入ってないもんだから続きが読めないイライラが募り、とうとう出版社に問い合わせませたよ、ええ。
XXX書房 営業部 乱丁・落丁担当 御中
前略
神楽坂らせん と申します。
貴社より昔刊行されていた、
「現代世界ノンフィクション全集〈22〉」
なのですが、父の書斎にあったものを最近読んだところ、177ページから192ページまでが256ページ以降に重複しており、かわりに256ページ以降273ページまでが無くなっている、乱丁していることに気が付きました。
なにぶん古い本なのですが、無くなっている部分の「夜と嵐をついて」が気になっており、図書館なども探したのですが見つかりません。
もし可能でしたら取替をお願いしたく、本書を同封致しました。
※難しいようでしたらそのままご返送ください。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
こんなかんじのお手紙を添えて、ゆうパックライトで本を送りました。
だって、伏字の会社さん(バレバレですがw)のホームページみたら、連絡先のメールアドレスがなくて、「乱丁は直接お送りください」ってかいてあるんだもん!><
メアドがわかったらまずメールして確認したんですけどね。
むりかなあと思ったけれど、ダメ元で送りました。
ら!
わずか数日で(3日ぐらい?)即、お返事がありました!
まさか在庫あったのかしら!? って慌てて封を切ってみると……
やっぱりダメでした・・・><
流石に半世紀前の本ですもんねぇ。そのまんま送りかえされてきちゃいました><
うーんー。こうなったら古本屋さん探しますかねぇ。
と、ネットで調べてみたら、いくつか(版は違うようですが)古本屋さんのネット販売で売られています。
最初に見つけたのをポチって、また数日経過。
厳重に梱包された小包がとどきましたよ! 貴重な古本ですもんねっ!
わくてかしながら御開帳!
あれ・・・?
こっちがもともとあった本で→
←こっちが新たに買った本です。
なんか違う本ですよ……これ……?
同じ出版社で、同じ世界ノンフィクション全集の《22》集なのに……
ってこれまたよくみたら、片方(私の読みたいほう)は【現代世界ノンフィクション全集】だったのでした。
うっかり【現代】が頭についていない、ただの「世界ノンフィクション」買っちゃった!!(´・ω・`)
うう、我ながらうっかりすぎる><
ちなみに、なんですが、これ、買うとき、ネット販売のページにピンボケでしたが表紙の写真でてたんです。いちおうは見た目を確認したんですよー。
なんか丸いのが書かれてる似たような色の表紙だったので、版も違うし装丁がちがうのかなーって思ってポチっちゃったのですね。
←こっちがもともとの本
こっちが買った本→
なんと……版が違うどころか、違う本だったのでした><
:
:
しかし、もうここまで来ちゃったら諦めきれません。あらためて、シンケンに探して、またみつけて、こんどこそとポチりました。
そして、ようやく!
似た感じの本が三冊そろったw
— 神楽坂らせん@『ちょっと上まで…』10話公開!,,Ծ‸Ծ,,☆ (@auxps) September 30, 2021
ホンモノはどれだ!?(違 pic.twitter.com/grNlmxnpow
似たような本を3冊ゲット!(保存用・閲覧用・布教用……?)
これでようやく、やっと、続きが読めます!!
で、
並べて開いてみて笑っちゃったのですが
上のが正しい(正しく製本されてる)やつね。
— 神楽坂らせん@『ちょっと上まで…』10話公開!,,Ծ‸Ծ,,☆ (@auxps) September 30, 2021
やっと193ページに巡り会えましたw pic.twitter.com/f87aXRcIBQ
乱丁していない正しいページ(上)と、乱丁ページの図版がそっくり!(まあ、飛行機の本だしどっちも飛行機なのはあたりまえではあるんですがw)
旅客機が突然戦闘機に変化していますw
これじゃあ、当時(出版されたのは50年前!)品質チェックする人がぱらぱらめくってみてみたとしても見落としちゃうのは無理ないかもですね~。
※↑のツイートでは193ページにめぐり合えたと書いていますが、193p~256pは重複して2つ入っちゃっていたので、実際に初めて巡り合えたのは257ページからですw
と、いうわけで、たまにはゆっくり(?)時間をかけて読書するのもいいもんですねぇ。というお話でしたw
これからつづき読みますw (ちゃんちゃん)
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