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どんな成功法則よりも役に立つ!「面白いゲームの四つの条件」 『残酷すぎる成功法則』より

こんにちは、らるです。

今日は、こちらの本からの紹介です。

この『残酷すぎる成功法則』は
これまでのビジネス書に「うさんくささ」を
感じていた人におススメの本
です。

書いてあることが革新的なのか?
…というと、そうではありません。

書いてあることは
どこかで聞いたことのあるようなこと
です

違うのは「根拠」の方です。

この本は個人的な経験や
昔の偉い人がこう言っていた…で済ませずに
科学的な根拠を基にして書かれているのが
他のビジネス書との違いになります。

結果として、大量の参考文献があり
そのせいで本の後半15%くらいは
参考文献リストで埋まって
います(笑)

内容は盛りだくさんで
とても紹介しきれるものではありませんので
今日はその中から一つだけ紹介します。

面白いゲームの四つの条件『WNGF』

WNGFとは何かというと

1,勝てること(Winnable)
2,斬新であること(Novel)
3,目標(Goals)
4,フィードバック(Feedback)

の四つの頭文字です。

この4つがそろっていれば
あらゆる物事(命がけの状況でさえも)
ゲームとして面白みを感じることができ
ます。

1,勝てること(Winnable)

良いゲームは必ず、
プレイヤーが勝てるデザインになっています。

たとえば、難関の資格試験もそうです。

合格率は「低い」だけで
必ず勝つこともできるようになって
います。

どのくらいのバランスだと
丁度いいのかは人それぞれですが
「勝てない」ゲームにはやる気をだすことは
できません。

あなたの「仕事」には
「勝ち」の目が存在しているでしょうか?

もし存在しないなら、あなたはそれを
楽しむことはできないでしょう。

あなたなりの「勝ち」を
再定義する必要があるかも
しれません。

2,斬新であること(Novel)

すぐれたゲームには必ず
新たなステージ、敵
新たな功績が用意されています。

レベルが上がったら
そのレベルにあった次の課題が
用意されている
ということです

仕事においてはどうでしょうか?

いつも、同じことしかしないような
状態になっていませんでしょうか?

それは永遠にステージ1-1の
プレイを強要される
マリオブラザースのようなもので
最初は楽しかったとしても
後に待つのは退屈だけです。

3,目標(Goals)

すぐれたゲームでは、
必ず明確な目標があります。

マリオブラザーズであれば
ステージ最後の旗にたどり着くことであり
クッパを倒すことであり
最終的にはピーチ姫を救うことです。

プレイヤーは目指すべき焦点に
集中することができます。

仕事においてはどうでしょうか?

きっと会社にとっての「最後の旗」…
目標はあることでしょう。

しかし、それは
あなたが目指したい目標と
一致しているでしょうか?

「最後の旗」を目指したいと思わずに
マリオブラザーズをプレイすることが
あるでしょうか?

あなたの目標になっていないなら
その目標があなたを楽しくしてくれることは
ないでしょう。

4,フィードバック(Feedback)

すぐれたゲームでは
プレイヤーが適切なことをすれば
得点が得られたり、新たなスキルが得られます

逆に失敗すれば、ペナルティが課されます。

そしてこれらは「瞬時に」に行われます。

つまり、やったことへのフィードバックが
すぐに、頻繁に得られる
ということです。

小さなものでも「頻繁に」成功を得られるほうが
ときどき大きな成功をするよりも
幸福感に繋がる
…というデータがあるそうです。

仕事においてはどうでしょう?

フィードバックというのは
年に1回の人事評価だけ
それも、基準がイマイチよくわからないようなもの
…だったりしませんでしょうか?

これではやる気にはつながりません。

まとめ

あらゆるものを
「面白いゲーム」にする4つの条件とは

1,勝てること(Winnable)
2,斬新であること(Novel)
3,目標(Goals)
4,フィードバック(Feedback)

である。


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