【英語表現<30秒チャレンジ>付】英語トレーニング・応援マガジン 2024.8.7発行 第665号 英語流の話し方を身に付ける!
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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.8.7発行 第665号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。
観測史上最も暑い7月が過ぎて、
夏季休暇のシーズン到来です。
そして、時間が取りやすい夏休みは、
新たなトレーニングに挑戦するチャンス!
そこで、オススメなのが
英語流の話し方を身に付ける
「サマライジング」です。
なんだか難しそうと思った方も、
現在のレベルに合った方法で行えば、
無理なく取り組むことができます。
ご自身で試してみて、
さらに効果的に実践したいと思った方には、
「秋の3ケ月コース」もあります。
詳細は、インフォメーションを
ご覧くださいね。
では、Let's start!
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■鹿野先生の特別講義 第187回
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トレーニングの目的を意識して
学習効果を高める <4>
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。
これまで3号に渡り、
基本トレーニングの目的を確認してきました。
<基本トレーニング>
1.音読
2.ジェスチャー音読
3.シャドウイング
4.サマライジング
5.音読筆写
6.リピーティング
−−−−−−−−−−
これまでに確認した、
1〜3のトレーニングの目的は、
英語処理の各ステップと連動しています。
音読 ⇒「音声知覚」
ジェスチャー音読 ⇒「意味理解」
シャドウイング ⇒「記憶保持」
1〜3のトレーニングを順に行えば、
音声知覚 → 意味理解 → 記憶保持が繋がって、
リスニング力が向上するわけです。
さらに、4〜6のトレーニングを順に行うと、
思考整理 → 文章構築 → 音声表現が繋がって、
スピーキング力が向上します。
今号では、4番の
「サマライジング」についてお話しします。
「サマライジング」で、
日本語流の思考整理から脱却する!
英語を話しているうちに、
支離滅裂になってしまうことはありませんか?
支離滅裂になってしまうのは、
日本語流の話し方(思考整理)をしているからです。
日本語は「周辺情報 → 理由 → 結論」の順で
結論が曖昧なままでも話し出し、
途中で理由や結論を考えることが出来ます。
周辺情報とは、
主体となる物事に直接の関係はないが、
その置かれた状況を知ることで全体の理解にも
役立つような情報のことです。
<例>
Q.どんな本が好きですか?
A.家の近くに大きな図書館があって、
昔からたくさんの本を読んでいます。
(周辺情報)
本を読むことで、現実世界では経験できない
冒険や魔法の世界に入り込めるのが好きです。
(理由)
ですから、私が一番好きなのは、
ファンタジー小説です。
(結論)
一方、英語は、「結論 → 詳細」や
「結論 → 理由 → 事例」の順で話すのが基本で、
結論を決めてからでないと話せません。
<例>
Q.What kind of books do you like?
A.I like fantasy novels.
(Conclusion)
Because they allow me to enter worlds
of adventure and magic
that I can't experience in reality.
(Reason)
I am particularly captivated
by epic stories
like the Harry Potter series
and the Lord of the Rings series.
(Details)
このように、ネイティブ・スピーカーは、
結論から話す(聞く)ことに慣れているので
周辺情報から話されると混乱します。
また、結論から話し始めれば(結論が伝われば)、
途中で言葉に詰まってしまっても、
最低限の言いたいことは伝わります。
基本トレ(4) サマライジングの目的
フレームワークで思考整理を自動化する
「結論」から話せるようになるには、
ネイティブの話し方(思考整理)を
フレームワークとして活用することです。
<英語思考のフレームワーク>
意見を述べたり説明をする際に、
下記のいずれかの順にまとめる。
・結論 → 詳細
・結論 → 理由 → 事例
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英語思考のフレームワークは、
セルフトレーニングでも活用できます。
その方法が「サマライジング」です。
サマライジングは、要約のことですが、
やり方によって難易度が変わります。
<サマライジング>
TOEIC Part 3,4程度(100語程度)の英文を使い、
下記を行う。
【難易度低】読んだものを要約して書き、
書いた後で極力英文を見ずに話す
(目安:TOEIC 600点〜)
【難易度中】聞いたものを要約して書き
書いた後で英文を見ずに話す
(目安:TOEIC 730〜)
【難易度高】聞いたものを、要約して話す
(目安:TOEIC 860点〜)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
文字の助けが無くなるほど難易度が上がるのは、
音声知覚・意味理解・記憶保持で消費される
ワーキングメモリのリソースが大きくなり、
思考整理に使えるリソースが小さくなるからです。
また、初見の英文で行うのは難しいですから、
音読・ジェスチャー音読・シャドウイングを
行った英文を使うのがオススメです。
続けていくと、フレームワークに慣れて、
英語思考で考えることが自動化されます。
是非、お試しください。
☆ ☆ ☆
いかがでしたか?
「トレーニングの目的を説明してもらうと、
なるほど!と思うけれど、
なかなか自分1人では実践できない」
「自分で1人で行っていると、
いつのまにか我流になってしまう」
「実際に、講師の説明を聞きながら、
一緒に実践してみたい」
と思われた方はいませんか?
そんな皆さんには、
BizComのZoomレッスンがあります。
今なら、お得な短期コース
「秋の3ケ月コース」で始められます。
詳細は、下記インフォメーション
をご覧ください。
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・ETトレーニング(50分×13週)
・TOEICトレーニング(50分×13週)
<受講期間>
9月17日(火)〜12月14日(土)
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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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店舗のセルフレジ廃止について同僚と話している場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!
A:これは、ここだけの話です。
This is just ( ) you and me.
本社は、セルフレジを廃止することを検討しています。
The head office is considering eliminating self-( ).
B:我々は、去年、セルフレジを始めたばかりです。
We ( ) started self-( ) last year.
我々に、在庫損失の問題があったことは分かっています。
I know we've had problems ( ) shrinkage.
でも、万引きは常に問題でした。
But ( ) has always been a problem.
□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A:This is just (between) you and me.
The head office is considering eliminating self-(checkout).
B:We (just) started self-(checkout) last year.
I know we've had problems (with) shrinkage.
But (shoplifting) has always been a problem.
知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら「音読」しましょう。
音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。
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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.80 Round 7から。
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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先日、英語学習者のYさんと
Zoomによる個別相談(無料)を行いました。
参加の経緯をお伺いすると、
前回のメルマガを見てとのこと。
「苦しくない!シャドウイング」という
メルマガタイトルを見て、思わずメールを開き
最後まで一気に読んでしまった、そうです。
というのも、Yさんも、
シャドウイングを「難しい」「苦しい」と思い、
挫折してしまったお一人だったのです。
記事を読んで、
気づきが沢山あったそうですが、
いざ自分で実践しようとすると、
なかなか自分1人では実践できない、
ということにも気づいていたので、
個別相談に参加した、と仰っていました。
私からは、Yさんの現在の英語力を分析した上で
向こう3ヶ月で注力すべき弱点強化のポイントを
お伝えしてセッションを終えました。
そして、本来は今号で告知が開始となる
お得な期間限定コース「秋の3ケ月コース」を
特別に案内したのは言うまでもありません。
コースの詳細を知りたいという方は、
個別相談&説明会にお気軽にお申込みください。
Yさん同様、しっかり学習アドバイスを
私・松尾が、直接お伝えいたします。
今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また次号でお会いしましょう!
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◆お知らせ
次号は、8月21日(水)発行です。
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